2024年プログレス7月号 知りたい!看護医療系大学・専門学校情報
看護医療系の大学・専門学校は、学校によってそれぞれの特徴があります。最先端の施設・設備が整っている学校、独自のカリキュラムを導入している学校、実習が充実している学校、国家試験合格率や就職率の高さに定評のある学校……。各学校の「ここがイチオシ!」という特徴を紹介します。志望校選びの参考にしてみてくださいね。
少人数制で学生の成長を後押し植草学園大学保健医療学部 リハビリテーション学科
教員による手厚い支援・サポートが受けられる
植草学園大学の理学療法学専攻・作業療法学専攻の定員は1学年各40名と少人数制を取り入れて授業を行っています。専任教員数が多く、学生一人ひとりにしっかりと寄り添い、サポートできる環境が整っていることが特長です。
理学療法学専攻では、2名のクラス担任が4年間、卒業まで学修面だけでなく、生活面でも相談に乗ります。作業療法学専攻では、教員1名が各学年の学生を数名ずつ担当し、教員チューターと先輩チューターが、新入生を継続的に支援する小グループの学修体制を整えています。授業では、実習や演習などグループ活動の時間が多くなるにつれて、自然と友人が増えていき、分からないところなどを共有し、お互いに知識を高め合うことができます。
また、障がいをお持ちの方やそのご家族の方を授業にお招きし、生活支援の方法や障がい受容のプロセスなどを協議する時間を設けています。障がい児・者に対する支援の向き合い方や患者さんとのコミュニケーションの取り方など、授業や学外でのさまざまな経験を軸に、幅広い視野から学ぶことができます。
資格取得に重きをおく実学志向の大学SBC東京医療大学健康科学部 看護学科
美容医療を学べるのは日本で本学だけ
SBC東京医療大学は海と緑に囲まれ、6階の学食からは海が一望できる最高のロケーション。また健康科学部は理学療法、整復医療・トレーナー、看護の3つの学科からなり、医療のスペシャリストを養成します。国家試験に向けて毎年担当教員による補講や面談、模擬試験など手厚いサポートを行っており、その結果は高い合格率に現れています。
2024年4月1日より了德寺大学は「SBC東京医療大学」へ校名変更しました。学費は4年間で580万円と千葉県内の私立医療系大学の中で一番安く、また、資格取得のための追加の授業料はございません。アドバイザー制度を導入しており、教員との距離が近く、学校生活や勉強などで困ったときには何でも相談できる体制が整っています。
理学療法学科は理学療法士に加え、希望者はアスレティックトレーナー受験資格が取得可能です。整復医療・トレーナー学科は、柔道整復師の資格を柱に保健体育教諭、アスレティックトレーナー、CSCS、健康運動指導士の資格が取得可能です。看護学科は、看護師と同時に保健師または養護教諭の資格が取得可能です。日本から世界へ羽ばたける未来を支える人材を真心を持って育成します。
新たに「総合型選抜」を実施!駒沢女子大学看護学部
多岐にわたる病院・施設で臨地実習を展開
駒沢女子大学看護学部では、新たに10月26日(土)に総合型選抜(専願型)Ⅰ期を実施いたします。提出書類は、エントリーシート(志望理由・自己推薦・活動報告を記入)、調査書などです。選抜方法は、800字60分の小論文(資料の読み取りを含む)と15分程度の面接になります。詳細は、本学HPや2025年度入学者選抜要項でご確認ください。
本学の臨地実習は医療機関にとどまらず、介護老人福祉施設、訪問看護ステーションなど、さまざまな現場で行っています。医療機関は総合病院を中心に30施設、訪問看護は15施設に上り、看護学実習の各領域に合わせてふさわしい病院、施設で経験を積むことができます。臨地実習を通して「看護とは何か」をさらに主体的に考えていきます。
また、2022年度より「地域ふれあい実習」をスタートしました。“地域で暮らす人々とその生活の様子を知り、看護へのつながりを考える”ことを目的として1年次(前期)に学びます。この実習のフィールドは病院ではありません。大学の所在地である稲城市の協力を得て、児童館、学童クラブ、高齢者クラブなどで、地域の人たちとふれあい学びます。
“看護が大好き”になってもらいたい秀明大学看護学部 看護学科
地域に貢献する人材・英語に強い人材を育成
秀明大学看護学部では、看護実践力と豊かな教養を備えた、地域社会に貢献する人材の育成を目指しています。地元八千代市の強い要請で開設された経緯から、地域との連携体制は万全です。八千代市から奨学金の支援があるほか、地域の基幹病院である大学病院(東京女子医科大学附属八千代医療センター)を中心に実習を行っています。
授業は、最新の知識と技術が習得できる実践的な内容です。先輩からは「課題やテーマについて意見交換しながら進める参加型の授業はとても充実感がある」「少人数制の授業が多く、先生方が親身なので特に実習前後は心強い」などの感想が聞こえてきます。
また医療現場の国際化にも対応し、英語・英会話の授業にも力を入れています。3年次に全員参加のイギリス留学プログラムを実施。関連校であるチョーサー・カレッジ・カンタベリー(英国立ケント大学内)での英語研修、現地病院やホスピスの見学など多彩なプログラムを用意。宿舎となる学生寮では、イギリス人教員と日本人スタッフがサポートするため、安心して過ごせます。入学した全員が“看護が大好き”になる大学で一緒に学んでみませんか?
人間性豊かな看護職者の育成松蔭大学看護学部 看護学科
手厚い教育とサポート体制
松蔭大学看護学部では、看護専門職として多様な職種と連携・協働する現場において、看護実践の根拠となる知識・技術及び看護専門職として社会の求める役割を果たし、人々の健康・福祉に貢献できる看護専門職の教育を目指しています。
学修授業とは別にチューター制度による学生の身近な存在として1人の教員が10人程度の学生を担当し、学習や学生生活を支援しています。個別に応じたキャリアサポートも行っています。
また、看護師国家試験受験資格以外にも、日本救急医学会認定BLS(一次救命処置)の資格を取得することができます。こちらは、医療専門家・救命のプロフェッショナルのためのBLS教育訓練プログラムを講義内で受講することができ、在学中に取得が可能です。
国家試験合格に向けては、「AKABEKO club」を開催し1年生では大学での学び方や苦手分野の学習方法をサポート。2年生までの間に国家試験に準じた問題に何度もチャレンジしています。国家試験模擬試験の結果を踏まえ、学生一人ひとりに学習支援を行い、国家試験合格を一丸となってサポートしています。
教員と学生の距離も近く、充実した環境で一緒に学びましょう!
オール順天堂に支えられた看護教育順天堂大学医療看護学部
6つの附属病院で実践的に学び、保健師や助産師の道も
順天堂大学医療看護学部の教育の特徴は、附属病院をはじめとした多くの実習施設を最大限に活用した豊富な臨地実習により、看護職としての高い実践能力が得られることです。順天堂大学には6つの附属病院があり、6病院すべてに看護臨床教員がいて、学生の教育・指導にあたっています。1日平均4,500名の外来患者が訪れる順天堂医院をはじめとした各附属病院では、年間総計3,000例におよぶ出産や、ドクターヘリを活用した救命救急医療、高齢者や精神医学に高度に専門化した医療の提供など、あらゆる医療の現場について学ぶことができます。学生は恵まれた実習環境で、自分の将来像を明確にしていくことが可能です。
また、将来の選択肢が広がるのも順天堂大学医療看護学部ならでは。助産師は、10例のお産経験が必要なため選抜制となっていますが、保健師は希望者全員が科目履修をすることができます。医療現場を支える専門的な知識と技能を身につけるべく、広く深く学ぶ教育内容を実現。看護のジェネラリストでありながら、それぞれの分野のスペシャリストとなる人材を育成しています。
順天堂大学医学部附属病院への近道順天堂大学保健看護学部 看護学科
「仁」の精神を基盤に、「心身を癒す看護」を実践する看護職者を目指す
順天堂大学保健看護学部の特徴は、学習のための環境・設備・機会が潤沢であることです。広々とした2つの実習室が完備されているほか、2024年4月には2号館が完成し、さらなる設備の拡充がされました。また、多くの学生が就職先として希望する医学部附属病院の1つ(静岡病院)が実習先であり、どのような環境なのか肌で感じることができます。他にもボランティア活動や国際交流など、学生主体の活動が盛んに行われています。そして三島市という地の利点を活かして、地域医療にも貢献できる看護職者の養成に必要な学習ができることも、本学部の特徴の一つです。
順天堂大学は「健康総合大学」として9学部を有しています。各学部間の連携により、看護学以外に医学、スポーツ健康科学、国際交流等の幅広い分野の知識を習得できることも、他大学にはない特色です。
本学部卒業生は、順天堂大学医学部附属6病院をはじめ、静岡県内病院や県外病院、自治体等の保健師といった多岐にわたる場所で活躍しています。2023年度国家試験において、看護師は98.3%、保健師は97.5%と、いずれも高い合格率となりました。
徳洲会グループの恵まれた環境で看護師に湘南鎌倉医療大学看護学部 看護学科
「生命だけは平等だ」世界有数の医療グループで学ぶ
湘南鎌倉医療大学は2020年に「生命だけは平等だ」という建学の理念のもと、「いつでも、どこでも、誰でもが最善の医療・ケアを受けられる社会の構築を目指し日々研鑽する医療人を育成する」ことを目的として鎌倉の地に開学しました。
理念を同じくする徳洲会グループの全面的なバックアップを受けており、看護学教育の大きな部分を占める実習に関して、学内で学修した講義・演習を、同じ理念を持ち大学から60分以内に位置する同グループの病院施設で実践できるという大きな強みがあります。
1年次、2年次では基礎看護学実習を体験。3年次では専門領域(成人・老年・小児・母性・精神)での実習を体験。4年次では地域・在宅看護学実習に統合実習と保健師課程の公衆衛生看護学実習を行います。病院や高齢者施設において学内で修得した知識・技術を基に、臨床の現場で活用しながら、さまざまな対象者に寄り添い、建学の精神「生命だけは平等だ」を体感し、一人ひとりが成長する機会となります。
一人ひとりへの手厚いフォロー東京有明医療大学看護学部 看護学科
徹底した少人数教育で、実践的に看護を学べる
東京有明医療大学看護学部は1学年50名と少人数定員のため、丁寧な個別指導を受けることができます。講義、演習、事例を用いた学習、実習が一体化したカリキュラム編成により、それぞれの専門において先端の学問を研究している教員の授業に参加が可能です。希望者は3年生から保健師コースも選択することができます(20名の定員有)。
また、1年次から4年次までゼミナールが開講されていることも特長の1つです。各学年が9~10ゼミに分かれる少人数制に加え、1~2年次と3~4年次は合同で実施し学年が混じることから、学びの幅が広がります。
さらに、豊富な医療知識や技術を身につけるため、学内には実践に即した学修を支援する実習室やシミュレーターといった充実した実習環境を整えています。加えて、本学の病院実習は、高度医療が学べる東京大学医学部附属病院を中心に行います。1年次から実際に看護が 行われる場で、さまざまな看護活動に触れながら、少しずつ慣れていきます。2年次で1人の患者さんを受け持ち、3年次には各看護学の専門領域別の実習を行います。段階を踏んで多様な実習経験を積むことで、高度な医療技術に対応できる力を基礎から養います。
新宿で看護に向き合い、可能性を紡ぐ東京医科大学医学部 看護学科
自ら成長しながら多様な場で看護の力を発揮できる人材の育成
東京医科大学では建学の精神「自主自学」に基づき、看護学を基盤にして自ら考え、行動し、社会を切り拓いていく人材育成を目指しています。自分で考え、課題に立ち向かう姿勢は、看護の対象者である人間、健康、環境の多様性や複雑性に向き合い、困難を乗り越えて突破することにつながります。
不確実性の中で変化する社会、医療や科学技術の発展、人口構造の変化と生活・文化・価値観の多様性。このような時代の要請に応えるべく、2021年度から新たなカリキュラムに移行しました。看護学の専門的な知識や技術、その礎となる学際的知識と幅広い教養を身につけ、人と社会の多様性を深く理解して人間の尊厳を守り、多職種との連携や看護のプロフェッショナリズムに基づいて「新しい看護」を追求し、その力を発揮できる人材を育成していきます。
学びの場は新宿の中心部に位置しています。高層ビルの立ち並ぶ西新宿エリアに大学病院、落ち着いた雰囲気の新宿御苑エリアにキャンパスを有し、日本中・世界中から集まる人たち、その文化・生活背景・言語の多様性に触れ、無限大の可能性を感じることができるでしょう。東京医科大学で看護に向き合い、自身の可能性を紡いでみませんか?
高水準の国家試験合格率東京工科大学医療保健学部
確かな国家試験対策と奨学金制度
本学医療保健学部では、充実した学内実習設備のほか、臨床実習については多彩な医療機関等との連携体制を築いています。また、経験豊富な教員により、国家試験合格後も視野に入れた手厚い医療専門教育を実践しています。第一期生以来、高水準の国家試験合格率を実現しています。
●2024年実施国家試験合格率(新卒)
・看護師96.7%(全国平均87.8%)
・保健師100%(全国平均95.7%)
・臨床工学技士90.5%(全国平均79.5%)
・理学療法士97.4%(全国平均89.3%)
・作業療法士100%(全国平均84.4%)
・臨床検査技師96.7%(全国平均76.8%)
※言語聴覚学専攻は2021年4月設置のため合格実績はまだありません
また、奨学生合格者として入学した方に年額130万円×最長4年間【520万円】支給する「奨学生入試」を実施しています。支給されれば多くのケースで、国公立大学よりも安い学費で学ぶことが可能となります。
国内最大規模の看護職養成大学東京医療保健大学看護学科①
実習病院が隣接し大学院や助産学専攻科も併設
東京医療保健大学は、5つの看護学科が設置されています。患者さんの気持ちに寄り添える人間力や、科学的な知見、高い技術を備えた看護職を育成しています。
各キャンパスの近くには実習先の病院があり、実践的に学ぶ環境が整っているのが特長です。学生たちは、NTT東日本関東病院、国立病院機構東京医療センター、国立病院機構災害医療センター、JCHO船橋中央病院、その他の大学病院など国内有数の大病院で実習を行い、専門職としてのスキルを身につけると同時に、さまざまな職種の人たちと協働して患者さんの治療にあたるチーム医療を学びます。
また、学部によっては看護師だけでなく保健師や養護教諭一種の国家試験の受験資格や免許状を取得することができます。さらに学びを深めたい場合は、大学卒業後に専攻科(1年制)や大学院(2年制)に進学し、助産師の国家試験の受験資格を取得することも可能です。国立病院機構キャンパスには診療看護師(NP)を取得できる大学院も併設されており、学生は自分の希望にあった看護職が目指せます。
全ての看護学科で総合型選抜を実施東京医療保健大学看護学科②
全学部で総合型選抜を実施
東京医療保健大学は医療の現場に強く、豊かな国際感覚を備え、医療の情報化に対応し、他の専門職と協働してチーム医療を実現できる人材の育成を目指しています。そのため、一般選抜だけでなく、総合型選抜、学校推薦型選抜(公募制・指定校)、大学入学共通テスト利用入試など多様な入学者選抜を行い、さまざまな能力や特性を持った学生を受け入れています。
医療保健学部看護学科、東が丘看護学部看護学科、立川看護学部看護学科、千葉看護学部看護学科の全学部で総合型選抜を実施しています。試験内容は学部により一部異なりますが、自己推薦書と面接では、意欲・表現力・主体性・人間性などを評価し、多面的、総合的に判定します。
2025年度入試 総合型選抜の概要
・医療保健学部看護学科:(出願時提出)自己推薦書 (当日の試験)面接、小論文
・東が丘看護学部看護学科:(出願時提出)自己推薦書 調査書 (当日の試験)面接のみ
・立川看護学部看護学科:(出願時提出)自己推薦書 課題レポート (当日の試験)面接のみ
・千葉看護学部看護学科:(出願時提出)自己推薦書 課題レポート (当日の試験)面接のみ
※学生募集要項、自己推薦書などは7月以降、本学HPよりダウンロード可能
2025年度入試 総合型選抜 日程
学部 | 学科 | 試験日 | 合格発表日 |
医療保健学部、東が丘看護学部、立川看護学部、千葉看護学部 | 看護学科 | 10/13(日) | 11/1(金) |
奨学金&スカラシップ制度東京医療保健大学看護学科③
実習病院の制度を利用して経済的な負担を軽減
東京医療保健大学の主な実習先となる病院や医療機関では、就職を希望する学生に対し奨学金制度を設け、学業に打ち込むことができるよう学生を支援しています。奨学金は一定期間勤務することで、一部または全額の返還が免除されます。
国立病院機構東京医療センター(=写真)の奨学金は、東が丘看護学部生の3年次10名以内、4年次15名以内が対象。1年間に50万円が支給されます。国立病院機構災害医療センターでは、4年次若干名が対象。支給額は年額40万円です。JCHO船橋中央病院の制度は千葉看護学部に在籍する1~4年次の12名程度が対象。年額60万円が支給されます。
また、一般選抜A日程入試・B日程入試の成績上位者を対象としたスカラシップ制度もあり、1年間の授業料が全額または半額免除になります。入学後は、前年度の学業成績に基づいて各学部、学科ごとに選考されます。
その他、日本学生支援機構奨学金や自治体が設けた奨学金などを利用することも可能です。学生の経済的な負担を軽減するため、奨学金やスカラシップ制度を充実させています。
学生生活を全力で支援東京医療保健大学看護学科④
教員によるサポート体制や学生寮が充実
■パソコン無料貸与
入学時にノート型パソコンを全学生に1台ずつ無料貸与。オンライン授業もこのパソコンで対応できます。各キャンパスにはサポートセンターがあるので、パソコン初心者でも安心して学ぶことができます。
■学生相談
学生がいつでも教員に相談できる体制を整えています。「アドバイザーグループ制度(医療保健学部、千葉看護学部)」では、1年次から学生をグループに分け、そのグループに教員をアドバイザーとして配置しています。また「コンタクトグループ制度(東が丘看護学部、立川看護学部)」では、1~4年次の学生をグループ分けし、グループごとに教員を配置。教員だけでなく、先輩にも相談ができるところが学生に好評です。
■なのはな寮(千葉看護学部生対象)
ワンルームマンションタイプの女子寮があるので、遠方から入学する学生もいます。トイレ・バス付きの1人部屋を光熱費込みの月額32,000円で利用することができます。
医学科生とともに学ぶ東京慈恵会医科大学医学部 看護学科
学祖の言葉「医師と看護師は両輪の如し」を実践
学祖である高木兼寛先生は「医師と看護師は車の両輪の如し」という言葉を残されています。現在のチーム医療につながるこの言葉は、慈恵医大の歴史の中で脈々と受け継がれてきました。平成4年開設の看護学科が、看護学部を独立してつくらず、医学部の中に医学科と並列してつくられたのは、まさに学祖の言葉を教育の中で形にするためでした。
入学時、両学科の新入生はスタートアップ研修や救急蘇生実習などをともに行い、医療を学ぶ仲間としての意識を芽生えさせます。その後1年次に、医療の総論的な科目、コミュニケーション能力を養う科目、一般教養科目などをともに学びます。この中には両学科の学生がディスカッションする科目も多く配置されています。また上の学年でも、医療倫理に関する演習や、選択制ですが医学科生とともに行う実習もあります。慈恵の学生は、両学科の学生間で行うさまざまな勉学や部活動などを通して、それぞれの職性を尊重し、協力し合うことや、他の角度や立場から考えることの大切さなどを身につけていきます。学生時代に培った関係性は、臨床現場でチーム医療として開花されます。
先生との圧倒的な距離の近さ!東洋公衆衛生学院臨床検査技術学科・診療放射線技術学科
在校生から支持多数!きめ細やかな学習サポート!
東洋公衆衛生学院の最大の魅力は、少人数制での教育です。臨床検査技術学科は40名1クラス、診療放射線技術学科は37名2クラスで構成されており、少人数制だからこそ、教員は各学生に指導する時間を割くことができます。
また、学生の得意・不得意教科、学習状況、性格まで把握し、一人ひとりに合った指導を実践。定期的に面談を行って学習方法のアドバイスをしたり、放課後自習をしている学生に教員から声をかけたりすることもあります。
教員のいる教務室は学生の教室から距離が近く、出入り自由のため、学生がその日に理解できなかった部分を質問しに訪れるのは、日常的な光景です。
医療系の学校で学ぶ内容は、当然ながら専門的であり初めてのことばかりですので、どんな学生も壁にぶつかるときがあるはずです。その際に即座に解決できる環境があるのが東洋公衆衛生学院の魅力であり、在校生、卒業生からも多くの支持を得ています。
右手にライセンス、左手に生きる力人間総合科学大学保健医療学部 看護学科・リハビリテーション学科
人々の健康と幸福を支援する人材を育成
人間総合科学大学は今日に至るまで一貫して「人々の健康と幸福を支援する人材の育成」を目的に歩みを進めてきました。「真に人間を理解し、自立と共生の心を培い、活力あふれる創造性と豊かな人間性を育む」という建学の精神のもと、多くの医療職者、関連業務に携わる人々の生涯学習の場を築いています。今後も社会のニーズに対応しつつ、保健医療福祉分野に貢献する人材育成に努めます。
看護学科では患者さんや医療従事者などさまざまな立場の人々と連携・協働できるコミュニケーション能力を養い、科学的な考え方と国際的な視野を持った看護師として、人々がより良く生きる力を支援できる力を身につけます。病院奨学生推薦型選抜やメディシェフ資格の取得など、ユニークな入試制度や学びも特色です。
リハビリテーション学科では、理学療法士や義肢装具士として医療、介護、福祉、スポーツ、教育研究などの分野で活躍するための知識と技術を養います。少人数担任制を活かし、実践的で高いレベルの知識・技術が身につく学修環境が整っています。義肢装具学専攻は関東唯一の養成大学として、安全で質の高い義肢装具の製作・適合ができる人材を輩出しています。
いのちに寄り添う医療人になる文京学院大学保健医療技術学部
チーム医療の現場を想定した4学科協働の授業を実施
長寿国日本では、100歳を迎える高齢者が増えてきました。長い人生を、どう健康に生きていくか、病気になっても、身体が不自由になっても、誰もが自分らしく生きていくにはどうしたらよいか。医療の担う役割はますます大きくなっています。文京学院大学保健医療技術学部では、理学療法学科・作業療法学科・臨床検査学科・看護学科の4学科を設け、チーム医療を想定した学びの環境を活かし、医療の最前線とつながる教員陣のもと、いのちに寄り添う専門性を磨き、他職種と協働できる医療人の育成に努めています。
医療の現場では複数の医療専門職がチームとなり働いています。「チーム医療論」の授業では、他の職種を目指す学生とともに学び、チーム医療を担う能力を高めていきます。4学科で専門性を高めてきた4年生が集合し、2日間のグループワークを実施。ある患者さんのケースについてディスカッションをしながらどのようにアプローチしていくか、専門職によって捉え方は違います。違いを理解し、話し合うことでより良いチームアプローチを目指します。患者さんを中心に考えることが出来ているか、その患者さんや家族を含めたチームになるにはどうすればよいか。一歩先を行く医療人として成長を続けます。
“育てて送り出す”教育で看護師を育成目白大学看護学部 看護学科
早期から始まる国家試験対策、充実した実習環境
保健医療学部、看護学部を有する「さいたま岩槻キャンパス」は、自然豊かで広大な敷地に実習棟が配置されており、学生たちがゆったりと学習に取り組む環境が整っています。看護学部では、領域ごとに空間の広い実習室と最新のシミュレーターを完備し、学内で充実した実習が受けられます。また、臨地実習においても、国立病院機構埼玉病院をはじめとする国公立の病院でハイレベルな実習を経験することができ、就職にもつながっています。
さらに国家試験対策においては、毎年結果を分析し次年度に向けた方針を打ち出し、1・2年次は知識定着のために復習テストを実施。3・4年次はゼミ担任が一人ひとりに合った学習支援を行うほか、国家試験対策担当の教員を中心に学部全体で独自のセミナーや模擬試験、対策講座を実施。手厚いサポートで全員合格を目指しています。近年は、選択希望者による保健師の国家資格W取得も毎年高い合格率で実績を重ね、保健師として行政機関にも就職実績を上げています。また保健医療学部と連携し、「チーム医療演習」の授業も展開し、現場で即戦力となる医療従事者育成を目指しています。
現在、看護医療系の学校で夢に向かって勉強中の先輩方に、「実際にそこで学んでいる学生ならでは」の生の声を聞かせていただきました。
埼玉県立大学
保健医療福祉学部 看護学科 4年 渡辺 杏奈先輩
志望の
理由
私は、前提として出身地である埼玉県内の大学を希望していました。その中で、県立大は附属の病院を持っていないため、複数の医療機関で実習ができる環境であるということに魅力を感じました。様々な病院で経験を積むことで、就職先の視野を広げられるところが良い点だと思います。
学びの
環境
キャンパスはデザイン性が高く、テレビドラマや映画の撮影に多く使われています。学生は助け合い精神のある優しい方が多く、授業や実習などの課題が沢山ある中でお互いに助け合いながら学べる環境であることが魅力だと思います。先生方も熱心に教えてくださる方が多いです。
講義・
研究
特徴的なIPE(専門職連携教育)という授業があり、4年間の中で他学科との交流を通して多職種連携の視点を身につけられます。初めは各学科ごとの専門性の理解に難しさを感じましたが、学生生活でお互いの専門性を理解し尊重する多職種連携の視点が身についたと実感しています。
キャンパスライフ
大小様々な教室が多くあり、空きコマの時間は空き教室を使うことができるため、友人同士で談笑や自習室として使うことができるのは良い環境だと思います。また、私は参加しませんでしたが、学内外で沢山のサークル活動があるため授業外の時間を利用して参加している人もいます。
将来の
夢・目標
3年生後期から助産学専攻へ進み、赤ちゃんとお母さんへの看護を学んでいます。まずは助産師として産科で技術・知識を身につけることが目標ですが、将来的にはNICU/GCUで働き、赤ちゃんへの看護はもちろんお母さんや家族に対しても寄り添うことができる助産師になりたいです。
受験生の
皆さんへ
受験期は勉強や心身の疲れが溜まりやすいため、1人で抱え込まず友人や先生などに助けを求めることが 大切だと思います。私も疲れてしまった時や悩んだ時は塾の先生方や友人を頼るように心がけていました。志望校合格に向けて、みんなで受験期を一緒に乗り越えていってください!
東京医科歯科大学
医学部 保健衛生学科 看護学専攻 2年 赤羽 優奈先輩
志望の
理由
小学生の時に祖父が亡くなり初めて人の死に触れ、多くの人の命を助けたいと思い看護職を目指しています。医科歯科大を選んだのは中学生で参加したオープンキャンパスでお話を聞き、同じ環境で大学生活を送りたいと思ったこと、将来像を実現できる環境が整っていることが決め手です。
学びの
環境
施設内にあるスタバがお気に入りです。学生や医療従事者、患者など色々な人が利用しているのでこのスペースで勉強するとやる気が上がります!先生や学生は皆穏やかで優しく思考レベルも高いので、見習わなくてはと思うことが沢山あります!57人の学生のうち2人男子学生がいます。
講義・
研究
看護職の中でも厚生労働省やWHO等様々な場所で活躍している方々のお話を直接聴くことができる授業があり、視野が広がりとてもためになりました。全学科合同の数学の課題は複雑で難しく大変でした。現在は実習が始まり、夏にある病棟実習に向けて頑張っています。
キャンパスライフ
サークルやアルバイトなどをして過ごしつつ、月に1回高齢者施設でボランティア活動もしています。大学に入って出会う人が温かい人ばかりで毎日楽しく学生生活を送れています。他学科との交流もあるので視野が広がり、楽しいだけでなく学びも多い日々で医科歯科大を選んで良かったです。
将来の
夢・目標
将来は看護学研究者として高齢社会に介在する課題解決に向けてケアシステムの開発研究を行いたいと考えています。高齢化が深刻化する中でより多くの人が最期まで快適に自分らしく過ごせるような環境を提供できるようにしていきたいと思っています。
受験生の
皆さんへ
受験で大事なのは諦めない前向きな心です。どんな状態でも諦めずに努力し続ければ必ず夢の実現に光が見えてきます。辛い場面に当たったらそれは頑張っている証拠です。その壁を乗り越えるためにも周りに流されず、自分をもって後悔のないよう最後まで頑張ってください!
東京都立大学
健康福祉学部 放射線学科 1年 黒﨑 祐希先輩
志望の
理由
私が放射線学科を志望したきっかけは中学2年生のころに伯母ががんで亡くなり、その時にがん患者を助けたいと思ったことからです。診療放射線技師は様々な方法で患者を支援できる点に惹かれました。受験する大学は、機器を多く扱う仕事なので機器の豊富さを重視して選びました。
学びの
環境
放射線学科の男女比は3:5くらいで若干男子のほうが少なく、学びの場は1年は南大沢キャンパスで、2年からは荒川キャンパスとなります。南大沢は授業も学科を横断して行われるものも多く、自分が学びたいものが学べ、教養を身につけつつ、他学科の学生と友達になれています。
講義・
研究
印象に残っている講義はバイオテクノロジーという講義で、特に今学んでいるがん細胞についての講義は、自分の将来につながる興味のある内容でとても面白かったです。進級し2年生になるとさらに難しくも専門的なことが学べるようになるため、より多くのことを学んでいきたいです。
キャンパスライフ
都立大の吹奏楽団に所属して月水金の週3日活動しています。お昼は学食もありますが人気があるので、よく生協やワゴン販売のお弁当を買って教室や広場などで食べています。サークルなどを通じて色々な学生と関わることができ、そこが都立大に入って良かったなと感じる所です。
将来の
夢・目標
将来は、がん研究センターなどのがんに特化したり、がんの分野に詳しい病院で働き、多くのがん患者を救えるようになりたいです。そのためにも今都立大で学んでいることやこれから学んでいくことをまずはしっかりと自分のものにしていきたいと思います。
受験生の
皆さんへ
苦手科目で志望校を諦めないでほしいと思います。私は2年生まで英語が全くできずにいましたが受験生としての1年間で得意科目といえるまでに成長しました。今苦手科目があっても克服し、自分が本当に行きたい進路に進んでほしいと思います。皆さんが良い結果になるよう応援しています。
SBC東京医療大学
健康科学部 看護学科 3年 T・K先輩
志望の
理由
元々は養護教諭を目指していましたが、両親が看護師ということもありどちらの道に進むべきか迷っていました。しかし学校で働きたいという想いが強く、進学先を決めるときには、看護師と養護教諭一種の資格・免許が同時に取れる学校を探し、この大学を見つけました。
学びの
環境
授業内での先生方の医療現場での体験談も好きで、時に小話に笑うのを我慢しながら楽しく授業に参加しています。6階にある学生食堂は毎日利用しています。毎月イベントでご当地フェアがあり、ご当地のメニューが食べられます。私の地元沖縄料理が食べられるのも魅力です。
講義・
研究
看護過程論という授業で患者さんを「11のパターン」に分けてアセスメント(分析)することを学びました。栄養、睡眠、排泄、活動などに分けて分析し、患者さん一人ひとりの状態をより深く理解します。その人に合わせた援助を考えるというところに看護の奥深さを感じました。
キャンパスライフ
大学がある浦安市は、街もきれいで立地も魅力的でした。双子の姉が高校卒業後、テーマパークのキャストとして浦安に住むことになっていたので、姉と一緒に住めることも私にとってはぴったりの環境でした。今は私もテーマパークのキャストとしてアルバイトをしています。
将来の
夢・目標
私は将来は学校で働きたいと思っていて、見守る立場である養護教諭に憧れを抱いています。コロナ禍中に安全に学習できる環境をつくろうと試行錯誤していた養護教諭の方々の姿を見てその思いは強くなりました。子どもたちを優しく包み込めるような養護教諭を目標にしています。
受験生の
皆さんへ
私もそうでしたが、「看護」と聞くと、少し固い・大変そうというイメージを持っている方もいると思います。しかし、大学では段階を踏んで看護観や知識を身につけていきます。周囲と高め合いながら興味のあることを勉強できるので、高校よりも楽しく学習に取り組めています。
慶應義塾大学
看護医療学部 看護学科 3年 朝比奈 瑠依先輩
志望の
理由
看護師になりたいと思ったきっかけは、貧困や紛争地などで苦しむ人々の助けになるために国際看護について学びたいと思ったからです。私の大学では留学プログラムや国際看護に関する講義が充実しており、自分自身の将来やりたいことにつながると考えこの学校に通うことを決めました。
学びの
環境
総合大学ということもあり様々な施設が充実しています。私の一番お気に入りスポットはキャンパス内にある広い芝生で、ここで時々お弁当を食べたりします!学部は、男女比が1:9ほどで優秀な学生が多くいます。先生方も熱心で優しい方が多く学生と先生との距離が近いのが特徴です。
講義・
研究
ためになったと思った講義は、慶應独自の留学生受け入れプログラムです。このプロジェクトではグローバルリーダーの育成を目的として、アメリカやイギリスなど5ヶ国の留学生とグローバル看護について意見交換をしました。国際的な知見を広げるきっかけとなり、有意義な時間でした。
キャンパスライフ
今一番力を入れているのはチアサークルでの活動です。私はチア初心者だったのですがきらきらしたダンスとかわいいユニフォームに憧れてこのサークルに入りました。早慶戦(アイスホッケーなど)の応援に駆け付けたり、学祭に出演したりなど充実した活動をしており、毎日楽しいです!
将来の
夢・目標
私は将来、確かな技術と知識をもって、患者さんの心に真に寄り添えるような看護師になりたいです。現在学校では看護に関する知識だけでなく実践で使える技術や知見、国際的な視点からも物事を考える力を養うことができていると感じます。これらを将来にしっかりと活かしていきたいです。
受験生の
皆さんへ
一歩ずつで良いので毎日何か一つでも自分の夢につながる行動をとりましょう。積み重ねることでそれはいずれ大きなあなたの武器になります。そして一番大事なことは自分を信じてあげることです。頑張った自分を褒めてあげてください。応援しています。頑張ってください!
駒沢女子大学
看護学部 看護学科 3年 輿石 彩音先輩
志望の
理由
私は、看護師である母に憧れ看護の道を目指すようになり、特に生命の誕生の瞬間に携われる助産師の仕事に興味を抱くようになりました。オープンキャンパスで先生方や先輩方と個別に相談することができ、先生も先輩もとても優しく、駒女の暖かい雰囲気が素敵だなと思い駒女への入学を決意しました。
学びの
環境
先生方は学習状況や実習、進路など、大学生活上の悩みや疑問に対して真剣に相談にのってくれます。また、グループワークなどを通して学生同士で情報の共有や相談し合う習慣が身についたり、大学生生活を共に過ごす友人とこの4年間を一緒に乗り越えていこうという絆が生まれ自分にとってとても大きな存在になります。
講義・
研究
私がためになったと感じる講義は、実際に医療者として活躍している専門職の方や精神疾患と共生した生活を送っている当事者の方々の講演です。教科書からは得られない当事者の想いや専門職だからこその視点で講義してくださるため、自身の看護観に対して学ぶことが多く印象に残っています。
キャンパスライフ
授業以外の時間は、友人との外出やアルバイト、課題やランチをして過ごしたり、空きコマには本館食堂で過ごしています。食堂は壁が窓ガラスとなっており照心館と池を見渡すことができます。自然光が差し込み早朝~夕方にかけて素敵な自然の景色を背景に過ごせるおすすめスポットです。
将来の
夢・目標
私は領域別の授業や実習を通して、患者さんの健康には年代や家族、住む地域など一人ひとりの社会的背景に寄り添った看護が必要であると学びました。この学びから地域で活躍する看護職に興味を持ち、将来は看護・助産師として臨床で患者さんを対象とした看護と地域住民を対象とした健康教育をしていきたいと考えています。
受験生の
皆さんへ
私が受験生の時は、疾患の知識を身につけて課題や実習を乗り越えられるのか不安でいっぱいでした。しかしこの2年間はあっという間で、テストや実習を乗り越えてこられた経験が次の課題への自信に繋がっています。看護学生になったら、ぜひご自身の看護観を大切にして様々な困難にも挑戦していってほしいです!
秀明大学
看護学部 3年 山口 愛華先輩
志望の
理由
ずっと人の役に立つことができる仕事に就きたいと思っていました。そんな時にテレビで見た看護師さんの姿に惹かれ、自分も看護師を志すようになりました。そして、看護英語や全員参加のイギリス留学等の実践的な英語教育に魅力を感じ秀明大学を目指すようになりました。
学びの
環境
先生との距離の近さが魅力です。先生の研究室の近くに自修室があるため、分からないことや悩み事をすぐに相談することができます。オススメスポットは秀明ベーカリーです!毎日焼きたてのパンが販売されていて、とても美味しいです。秀明大学に入学したら絶対に行ってくださいね!
講義・
研究
1年次の「生活基盤技術」が楽しかったです。自分たちで対象者の症状に合わせた援助を考え、準備、説明、実施まで全てを行います。分かりやすい説明方法や、どうすれば患者さんへの負担が少なくなるのかなどを考えることで、知識を深められ、現場に出た際に必要な技術を身につけることができます。
キャンパスライフ
休日は友人と買い物をしたり、オープンキャンパスの学生スタッフをしています。看護の勉強は専門的で楽しいですが、課題やテストなど大変なこともあります。授業のない時間や休日を有意義に使い、リフレッシュをすることで、「よし!頑張ろう!」と気持ちを切り替えています。
将来の
夢・目標
患者さんのみならず家族の心を支えられる看護師になりたいです。講義や演習を通して、患者さんだけではなく、家族全体を1つのまとまりとしてケアしていくことが大事だと知りました。そのため、大学では専門的知識や技術を身につけ、様々な視点からケアを考えられるようになりたいです。
受験生の
皆さんへ
受験勉強が辛くなった時、なぜ看護師を目指すのか、なぜ秀明大学を目指したのかを思い出すことで、頑張ることができました。また、自分は1人ではなく、同じ看護師を目指す仲間がいるということを忘れないでください。私もその仲間の1人です。応援しています!!
順天堂大学
医療看護学部 4年(浦安キャンパス) K・M先輩
志望の
理由
中学3年時に部活で骨折し、入院先で出会った看護師さんがとても優しくて、私もこんな人になりたいと思い、看護師を目指しました。順天堂大学医療看護学部は、パンフレットにあった「仁」という言葉が心に響き、看護師ではなくても、人を慈しむことができる大人になりたいなと思ってこの大学を選びました。
学びの
環境
友人が同じ夢に向かっているので、刺激を受けることが多いです。友人が頑張っていると、私も頑張ろうと思えるので切磋琢磨でき、アドバイザー制度もあるので、一人で何でもやるのではなく色々な人に相談できます。とても学びやすい環境だと感じます。
講義・
研究
印象に残っている講義は成人看護学実習Iです。急性期の患者さんを手術前から手術後まで受け持たせて頂き、病態・術式に沿った看護を考えながら実施することができました。具体的には、術後合併症の予防や早期離床の促しなどを患者さんの状態に合わせて行った点が印象的で、学びを深めることができたと感じました。
キャンパスライフ
部活もアルバイトも、友人との交流もとても楽しんでいます。部活動が週1~2回なので、負担なく続けられます。部活では先輩後輩の仲が良く、テストなどの情報をもらったり、感染状況が落ち着いているときに泊まったりドライブしたりと、みんなで楽しくやっています!
将来の
夢・目標
子どもが好きなので、将来は小児看護師を目指しています。何よりも、人の身体面だけではなく、心からケアできる看護師になりたいと思っています。それが順天堂大学を選んだ理由なので、絶対ブレません!
受験生の
皆さんへ
受験勉強中はつらくなることや迷うこともあると思いますが、その時は自分がなぜ看護職を目指すのか、順天堂を目指すのかを思い出すようにしてください。それが実は面接試験対策にもなります。何度も考え初心に返ることで、目指す場所がはっきりしてきます。夢に向かって頑張ってください。
順天堂大学
保健看護学部 看護学科 4年(三島キャンパス) 赤羽 陸先輩
志望の
理由
きっかけは幼少期の入院経験でした。また、父が医療器具関連の仕事、姉が看護師として働いているため、幼少期から医療職に対し憧れを持っていました。順天堂大学は静岡県内を含め6つの附属病院を持ち、実習も附属病院で実施できる点に強く惹かれ入学を決めました。
学びの
環境
先生と学生の距離が近く、廊下などですれ違う際に話をしたり、悩みや不明なところを聞きやすいところが良い点であると感じます。また、2024年に新設された三島キャンパスの2号館は体育館も備えており、勉強の息抜きに体を動かすことがこれからの楽しみです。
講義・
研究
「臨床医学」の授業は、附属病院の医師である先生方から医療現場で必要な知識を学ぶことができ、貴重な機会でした。国家試験の勉強はもちろん重要ですが、大学の学びでは広く深い知識を身につけることが重要だと思っている自分にとって、この授業は非常に良い学びとなりました。
キャンパスライフ
授業間の空き時間は友人と談笑したり外で体を動かしたりしています。また、学校終わりにはアルバイトをする時間も取れています。本学に入学して良かった点は附属病院ならではの実習での学びです。実習先の附属病院は三次救急に力を入れており、貴重な経験ができました。
将来の
夢・目標
豊富な知識を持ちながらも患者さんに寄り添い、入院から退院、その後の地域での生活を見据えその人が望む生活を送れるような支援ができる看護師になりたいです。本学の学是である「仁」の精神を持ち、他人を思いやることの出来る人、そして看護師を目指します。
受験生の
皆さんへ
今後医療従事者はきっと今以上に需要が高まります。医療系の学習は覚えることが多くあり正直大変です。しかし大変という以上にやりがいや達成感を感じることができます。受験期間は体調管理に気を付けて勉強を頑張ってください。皆さんの希望する進路に進めるよう心から願っています。
湘南鎌倉医療大学
看護学部 看護学科 2年 小橋川 捺海先輩
志望の
理由
オープンキャンパスに参加した際、丁寧に説明してくださった先生方や、優しく案内してくれた明るく気さくな先輩方を見て入りたいと思いました。校舎は新しく、とてもキレイです。小規模で雰囲気も良く、最寄り駅から約5分という立地も魅力的で、勉強に集中できる環境が整っていると思いました。
学びの
環境
一番のお気に入りは学食です。朝食は100円、昼食は300円で様々なメニューが食べられます。看護大学ということもあり女子の割合が多いため、定食はカフェのランチのように彩りが良く、栄養バランスも味も最高です。他にも売店や自販機、大学の前にはコンビニがあるのでとても便利です。
講義・
研究
1年次の形態機能学をはじめとした人体にまつわる授業では、予習・復習・課題と授業についていくのに必死でしたが、その授業が2年生になってからは疾病治療論というより専門的な授業に繋がり、1年次の努力がさらなる学びに活かされ、大変ですが充実感を覚えています。
キャンパスライフ
看護学生はやはり忙しく、時にはアルバイト・プライベートの充実が容易ではない場面もありますが、看護師は将来多くのタスクを瞬時に優先順位をつけ対処していかないといけないので、今のうちから処理能力をつけるためにも、優先順位をつけながら取り組むように心がけています。
将来の
夢・目標
看護師は医療者の中で患者さんと最もコミュニケーションを取り、物理的にも精神的にも距離が近く、尚且つ医師や他の職種との連携の際に間に入りサポートする重要な存在だと考えています。そのため、私は他の職種から信頼され、患者さんの気持ちに寄り添える看護師になりたいです。
受験生の
皆さんへ
受験勉強を乗り越えさえしたら、看護学生として看護師になるための大きな一歩を踏み出せます。私は、看護師として働いている自分をイメージしてその熱意を勉強に向け頑張りました。皆さんも勉強を頑張って、ぜひ湘南鎌倉医療大学に来てください。待ってます。
聖路加国際大学
看護学部 看護学科 2年 H・S先輩
志望の
理由
国内外の医療について深く学びたいと考えたため、この学校を志望しました。海外研修に参加し、留学先の国それぞれの医療や制度を学ぶことで、異なる病院・患者さんの特色を理解し医療の国際化、複雑化にも対応できる柔軟性を身につけることができると考えました。
学びの
環境
大学が築地にありアクセスが良く、空きコマには築地市場の食べ歩きや銀座に行くことができます。またすぐ近くに附属病院があり、実習で看護師の姿を間近で見て勉強し学生の頃から将来像を明確に想像できます。図書館は24時間開放されており医療書が数多く揃っています。
講義・
研究
選択科目であるサービスラーニングの授業が印象的でした。児童館でからだの仕組みについて説明したり、健康情報サービス施設でボランティア活動に参加するなどして、多様化する日本の現状に向き合い、保健・医療・福祉の分野から社会貢献の実践について知ることができました。
キャンパスライフ
授業外ではアルバイトとサークル活動に励んでいます。学内では手話部と一次救命のサークルに所属し、ゆったりとした活動頻度で参加できています。他大学のインカレサークルにも所属していますが、大人数で様々な人が在籍していて、この空間も楽しく居心地が良いです。
将来の
夢・目標
現在は講義や演習で看護技術の向上のために注力しています。今後の実習では看護技術の実施だけではなく、実際に病棟の患者さんと関わりを持つことになるため、患者の多様な価値観を理解し、尊重し、国内外でどんな患者にも対応できる高い看護力を持つ看護師を目指します。
受験生の
皆さんへ
今は受験のことで憂鬱になることも多くあると思いますが、休憩はマメにとり、好きなことをして毎日を苦に思わないことが大切です。苦労の分だけ、行きたい学校に入れたら楽しい日々が待っています。夢に向かって努力されている皆さんのことを応援しています!!
東京医科大学
医学部 看護学科 3年 細田 斐葉先輩
志望の
理由
私が東京医科大学を選んだ決め手は、ICT設備が充実している点です。iPadが1人1台支給されるため授業資料がかさばらず、学外でも場所を取らずに課題やテスト勉強ができます。また、シミュレーション機器を使う演習も多く、最先端の機器が揃った中で学ぶことができます。
学びの
環境
看護学科の講義が主に行われている第一看護学科棟は設備が新しく、環境が整った場所で講義に集中することができます。同級生とは、日々の課題で困ったところがあったら互いに助け合い、試験前は切磋琢磨しながら勉強したり、長期休みには一緒にスキーに行ったりなど良い関係です。
講義・
研究
看護技術論Ⅱ、看護技術論Ⅳの講義では、血圧測定や採血など実際に臨床で行っている看護技術の演習を行ったため、看護学を学ぶモチベーションに繋がりました。急性期看護に興味があるので、3年前期の成人看護学援助論Ⅱ(急性期)の講義は特に興味深く受講しています。
キャンパスライフ
課外活動として、一次救命処置や医療手技について学ぶDOCSに所属しています。昨年は全国医学生BLS選手権大会に出場し、全国1位の成績を収めることができました。医学科の先輩方や友人と交流し、共に活動していく中で自分自身の医療に対する視野の広がりを実感しました。
将来の
夢・目標
患者さんに寄り添い、今何を求めているのかを考えた上で、一人ひとりの個別性に合った看護を提供できるよう、残りの大学生活の中で学んでいこうと考えています。DOCSの活動の中で学んだ知識や手技を活かして、街中や医療現場での緊急時に「動ける」看護師になることが目標です。
受験生の
皆さんへ
時には辛いこともあるかもしれませんが、看護師になるための道を歩いている最中だと前向きに考えること、適度に息抜きを忘れないことを大切に頑張ってください(私は寝る前にYouTubeを見ることを楽しみに日々勉強していました)!東京医科大学でお待ちしています!
東京慈恵会医科大学
医学部 看護学科 2023年度卒業生 O・R先輩
志望の
理由
私は以前より、人と接すること、人のために何かをすることが好きで、その性格を活かせる職は何かと考えたときに看護師が向いていると感じました。この大学を志望した理由は、附属病院が4つあり、看護教育や実習が充実しているというところに魅力を感じたからです。
学びの
環境
和気あいあいとした雰囲気の中で、充実した大学生活を送っています。私の学年は男子学生が3人しかいませんが、男女関係なく仲良く過ごしています。キャンパスは、春になるととてもきれいな桜が咲きます。毎年、満開の桜を見ることを楽しみにしています。
講義・
研究
地域看護を学ぶ科目で、健康教育を立案する授業が印象に残っています。課題は大変でしたが、計画を完成させ、グループメンバーに発表をした際には大きな達成感を得ました。現在は保健師資格の取得を目指し、保健師教育課程の科目に力を入れ学習しています。
キャンパスライフ
私は現在、放課後デイサービスのアルバイトをしています。発達障がいのある子どもたちに、勉強を教えたり、一緒に遊んだりしています。ここで得た経験を、将来のキャリアに活かしていきたいと思っています。部活動は、バドミントン部に所属しています。
将来の
夢・目標
患者さんだけでなく、医師や看護師などの同僚からも信頼される看護師になりたいです。そのために、大学生のうちから看護技術や正しい知識を身につけ、患者さんに不信感を与えないようにすると同時に、友人や同級生と良好な関係を築けるようにしています。
受験生の
皆さんへ
皆さんは今、一番大変な時期であると思います。私から言えることは「大学はとても楽しいよ!」ということです。自分のやりたいことを学べる充実した場所です。受験勉強を終え、大学で学ぶことで「夢」が「目標」に変わります。夢の実現のために頑張ってください。
東京医療保健大学
千葉看護学部 看護学科 2年 中畑 愛心先輩
志望の
理由
母が医療従事者であったことから、幼い頃から医療の道に進みたいという漠然とした夢がありました。自分が入院した際に親身に寄り添ってくださった看護師の方に憧れ、医療の中でも患者さんと深く関われる地域医療に力を入れている千葉看護学部に進学することを決めました。
学びの
環境
キャンパスが綺麗で、図書館をはじめ学内で勉強する環境も十分に設備されています。また1年前期から実習があり、看護の道に対する高い志を得ることができます。先生と学生の距離も近く、アットホームな環境で学習を行うことができるのはこの大学ならではであると感じています。
講義・
研究
機能看護学の授業では、責任と自立というテーマでグループワークを行いました。グループ全員で言葉の意味を一から考え、話し合いました。一つの面から物事を見るのではなく、多角的に見る力や、優先順位を考えて物事を捉える力を身につけました。
キャンパスライフ
委員会、サークルに属しており、勉強以外の面でも大学に多く携わっています。委員会では学部を問わず知り合うことができ、看護以外の道を志している学生と意見を交わすことで、自分の教養を高めることができている実感があり、日々やりがいを感じながら過ごしています。
将来の
夢・目標
患者一人ひとりに寄り添った看護を提供することが将来の目標です。授業で患者の個別性について学び、同じ病気であったとしても、それぞれ提供してほしい看護に違いがあることを知りました。将来は、病棟看護師となり患者さんの声に優しく耳を傾けられる存在になりたいです。
受験生の
皆さんへ
私は多くの大学に足を運び、この大学に決めました。自分が4年間頑張れると確信の持てる大学をぜひ探してみてください。看護学部が忙しいことは事実ですが、それ以上の学びを得ることができます。皆さんの今の頑張りは必ず報われます。悔いのないように全力で頑張ってください!
東京医療保健大学
東が丘看護学部 看護学科 2年 前島 未知先輩
志望の
理由
医療的ケア児の存在を知ったことから、医療的ケア児とそのご家族の苦難を解消し安らぎを与えられる存在になりたいと思い看護師を目指しました。高度な知識や技術を要するなかで、実践的なカリキュラムを多く取り入れ、臨床看護に力をいれた東が丘看護学部を志望しました。
学びの
環境
同級生と協力して取り組むグループワークが多く行われるので、たくさんの友人ができるのはもちろん、一つの課題をみんなでやりきる達成感を感じながら看護について学ぶことが出来ます。先生と学生の距離も近く、優しくて明るい学生ばかりなので穏やかな雰囲気の中で学習しています。
講義・
研究
看護過程と看護方法論の課題が印象に残っています。脳梗塞の患者さんに対する関連図の作成や看護計画の立案を行う課題が特に大変でしたが、看護を深く考えたことでより実践的な看護知識を身につけることができました。臨床に近い学習ができることがこの講義の魅力だと思います。
キャンパスライフ
大学内の部活であるチアダンス部Jasmineに所属しています。目標に向かってチームで協力しながら頑張っていて、他学部の学生と多く関わりを持つこともできました!部活が学習のリフレッシュにもなっていて、部活があることで充実した学校生活を過ごしていると実感しています。
将来の
夢・目標
子どもが大好きなので、講義や演習で身につけたことを臨床で活かし、高度な技術と知識をもった小児看護師として、疾患をもつたくさんの小児とそのご家族に寄り添うことができる存在になりたいです。患者さん一人ひとりのニードにあったケアを提供できる看護師を目指しています。
受験生の
皆さんへ
勉強をしていて辛くなったときは、自分がなぜ看護師になろうと思ったのか、将来どのような看護師になりたいのか思い出してください!モチベーションアップにも繋がりますし、面接にも活かすことができます。同じ目標を持った仲間と過ごす大学生活はとても充実しています。
東京医療保健大学
医療保健学部 看護学科 2年 丸井 聡美先輩
志望の
理由
東京医療保健大学を選んだ理由は、チーム医療を学ぶことができるからです。3学科合同で学ぶ講義があり、看護学科以外の人と一緒に授業を受けられる点に魅力を感じました。また、往還型学習によって実習での不安や反省を学内で解消しながら次の実習に行ける点も魅力だと思います。
学びの
環境
図書室や自習スペースがたくさんあり、空き時間や講義終了後に学習する環境が整っています。机も広く使えるため、よく友人と一緒に勉強しています。また、隣接するNTT東日本関東病院の医師の方が教えてくださる講義もあり、実践的な学習をすることができています。
講義・
研究
基礎看護援助実習Ⅰが印象に残っています。病院に行き日常生活援助技術の実施とバイタル測定を行いました。学内で先生に教わったことを実際の病院で実践し、患者さんからの声や看護師の方からのフィードバックをいただくサイクルのなかで自分の学びを深めることができました。
キャンパスライフ
サークル活動や学友会活動をしたり、友人と遊びに行ったりと人によって様々な印象です。勉強面でも友人と一緒に事前学習をしたり、自主練習をしたりするときもあります。アルバイトをしている学生も多く、みんな勉強とプライベートを両立させながら自由な時間を確保しています。
将来の
夢・目標
私は訪問看護に興味があるので、将来は訪問看護師として働きたいと考えています。大学で身につけた知識を活かし患者さんがその人らしい生活を送れるように支援しながら、患者さんだけでなく、ご家族の方にも寄り添えるような看護師になることを目標にしています。
受験生の
皆さんへ
目標のために日々努力することは大変で苦しいと思いますが、毎日できることを少しずつ頑張って、周りと比べずに自分のペースで取り組んでみてください。長期戦ですので、時には気分転換をするなどストレスをためないように体調を整えながら頑張ってください。応援しています!
東京医療保健大学
立川看護学部 看護学科 2年 能谷 優菜先輩
志望の
理由
人の役に立つ仕事がしたいという思いと、ボランティアでの小児がんのお子さんとご家族との関わりを通して、看護師になりたいという思いが明確になりました。病院外でもその場の中心となり対応できるスキルを身につけ、すぐに動けるように災害看護を学びたいと思いました。
学びの
環境
先生方は、学生一人ひとりに寄り添って関わってくださいます。隣接している災害医療センターでは1年次の前期から実習ができ、医師として働いている方の講義を受けることができます。実習前には先輩方が患者役となってアドバイスをくださるので安心して実習に向かうことができます。
講義・
研究
看護実践技術論では、着替えの援助やベッドのシーツ交換など主に実技の練習を行いました。初めて学生同士で実施する演習では、上手にできず落ち込んでしまうこともありますが、先生方の温かい指導や友人との自主練習を通して自分の技術に自信を持てると嬉しく感じます。
キャンパスライフ
共有の夢を持っている友人と支え合って実習などを乗り越えられた時に、皆と出会えて良かったと感じます。大学以外の時間は、近所の子ども食堂と、小児がんのお子さんと関わるボランティアに参加して様々な方とコミュニケーションをとり、楽しく有意義な時間を過ごしています。
将来の
夢・目標
将来は小児科の看護師として、ご家族から気軽に相談してもらえるような安心感のある看護師になりたいです。また、災害看護学を通して、どんな場所でどんな環境だったとしてもその場でできる最善の行動を選択できるように看護技術を身につけたいと考えています。
受験生の
皆さんへ
看護学生は忙しいと言われますが、大切な仲間と先生方と看護師を目指す日々は本当に幸せです。不安やプレッシャーを感じることもあると思いますが、今までたくさん頑張ってきた過去の自分を信じて、あなたの素敵な夢に向かって最後まで頑張ってください。応援しています!
東洋公衆衛生学院
診療放射線技術学科 2023年度卒業生 森山 愛結先輩
志望の
理由
元々医療職に興味があり、調べていくうちに診療放射線技師に興味をもちました。怪我をした時に何度もお世話になったこともあり、比較的身近な職業でもありました。この学校を選んだ理由は何といっても国家試験合格率が高いことです。また都心から近くアクセスが良いことも決め手となりました。
学びの
環境
先生方は病院など臨床現場や企業で働いていたため、経験豊富な方が多く、気軽に質問もできる環境です。授業もただ教えるだけでなく実際の病院の話をしてくださるので、モチベーションも上がります。授業では常日頃から国家試験の対策も交えており、毎日新しい知識と理解を深めることができます。
講義・
研究
救命講習では実際に一次救命を行い、医療人としての自覚を改めて持ちました。2年次からは1年次の知識を基にポジショニングや患者対応を学び、その後の病院実習で役立てることができました。実習のレポートは大変ですが、授業で習ったことを実践することでより理解を深めることができます。
キャンパスライフ
1年生の時はアルバイトをしていました。息抜きには買い物に行き、家で集中できない際はカフェや図書館でレポートや課題をします。休み時間は友人と話で盛り上がったり、実習で分からなかったところを教えあったりしています。同じ目標をもつ人たちが揃っているので、日々切磋琢磨し合っています。
将来の
夢・目標
診療放射線技師の作り出す画像は患者さんの身体状態を評価する決定打といっても過言ではありません。適正かつ完璧な画像を作りあげ、患者さんの変化にいち早く気づき、寄り添い、検査が終わった後には「ありがとう」と言われるような技師になりたいと思います。
受験生の
皆さんへ
様々な理由でこの学校を志望していると思いますが、この学校は伝統校ならではの多くの実習先、高い合格率、サポートしてくださる先生、そして互いに高めあえる友人に出会えます。決して楽ではないですが、濃い3年間を過ごすことができると思います。受験勉強は大変だと思いますが応援しています。
人間総合科学大学
保健医療学部 看護学科 4年 S・S先輩
志望の
理由
医療職を志したきっかけは祖母の入院です。その中でも祖母だけではなく家族の心のケアもできる看護職に憧れを持ちました。人間総合科学大学を選んだ理由は家から近かったこと、グループワークが充実しており、友人と協力しながら学習を行えることに魅力を感じたからです。
学びの
環境
アットホームな雰囲気です。男女比は3:7ぐらいですが男女関係なく仲が良いです。グループワークが充実しているため、周囲の友人だけでなくさまざまな同級生と関わることができます。話しやすい雰囲気の先生方が多く、休み時間に講義の質問や相談をしている場面もよくみます。
講義・
研究
看護基礎技術や共通技術などの演習のある講義が楽しかったです。看護の基礎知識や実技などを学習する科目です。演習は実際に身体を動かすことで看護を学んでいるという自覚ができました。大変だった科目は病理学です。専門用語が山ほど出てきてはじめは難しかったです。
キャンパスライフ
学校内の食堂が気に入っています。お昼の時間に友人と集まってご飯を食べたり、勉強をしたりしています。テスト前にはSNSで通話をつなぎながら分からない箇所を教えあったりしています!1人だと勉強量が多いときは心が折れてしまうので…。
将来の
夢・目標
学校では看護の技術だけでなく、年齢や病状に応じたコミュニケーションについても学びます。今学んでいる内容を活かし、看護をするうえで患者さんへのケアはもちろん、患者さんのご家族の心のケアもできる医療従事者になりたいです。
受験生の
皆さんへ
受験勉強は大変かと思いますが、自分を追い詰めすぎず、身体を壊さないくらいで頑張ってください。大切なときに体調を崩してしまうと、報われない結果に終わることがあるかもしれません。受験生の皆さんのことを応援しています!
文京学院大学
保健医療技術学部 臨床検査学科 3年 緒方 茜先輩
志望の
理由
病気を早期発見できれば病気で苦しむ人を減らせると考え、臨床検査技師になることで多くの人の助けになりたいと考えました。本学を選んだきっかけは入試の点数によって大学の奨学金制度が利用できることと、入試方式が数多くあり、自分に合った受験方式で受験ができたからです。
学びの
環境
特徴ある「グループ学習」制度があります。入学時に各グループに担当教員が配属され、一緒に課題や勉強を行う日が設けられています。担当の教員とは定期的に面談があり、勉強に遅れをとらないようにしっかりとアドバイスをしてもらえます。また、男女比は2:8くらいです。
講義・
研究
生化学、臨床化学の科目が興味深く感じています。採血をして検査にかけ多くの項目の検査値を見比べることで、傷害を受けている臓器や疾患を推測する授業が面白いです。大変だと感じる課題は実習のレポートです。実習が詰め込まれている時期はレポートも多く、忙しく過ごしています。
キャンパスライフ
先生の雰囲気がとても親しみやすく、勉強の相談はもちろん、将来の進路やプライベートの話などの会話も多く、毎日とても楽しく学校生活を送っています。このような先生方に出会えたことが本学を選んで良かったと思える最大の魅力です。学生同士も仲良く、テスト前は毎日一緒に勉強しています!
将来の
夢・目標
検査に対して多角的な視点を持ち、柔軟な考えができる臨床検査技師になりたいです。また、患者さんと適切な距離感でのコミュニケーションを取ることができ「この人になら安心して検査を任せられそう!」と安心してもらえる臨床検査技師になりたいと考えています。
受験生の
皆さんへ
高校生の頃、先生から頂いたアドバイスで今でも大事にしている言葉があります。それは「周りの人に感謝をする」ということです。勉強で頭がいっぱいになり、毎日とても苦しいと思いますが、周りの方のサポートがあって勉強できていることに感謝する気持ちを忘れずに!!
目白大学
看護学部 看護学科 4年 宮原 稜翔先輩
志望の
理由
主任ケアマネージャーである父の背中を見て育ったことや、祖父が入院した際、「苦しむ同じ部屋の人の前で、自分だけご飯を食べたり眠ったりできない」という祖父のベッドをナースステーションに移動して下さり、個別性に配慮した看護に感銘を受け、看護師を目指すようになりました。
学びの
環境
先生方が皆、学生の国試合格はもちろんのこと、日本の医療の未来を担う者としての成熟を第一に考えて下さっていることや、医療系学部の学生が集まったキャンパスであるため、廊下や食堂など至る所から医療に関わる言葉が聞こえ、医療職を志す者として刺激を受けることができます。
講義・
研究
領域別授業では、教科書の内容や、重要な基礎知識についてまとめる課題が沢山出て大変でしたが、これは学生が実習の際に必要となる知識について事前に理解を深めておくことで、私達の活躍や、より良い学びが得られるように考えてくださっているのだということに気づきました。
キャンパスライフ
授業以外の時間は友人と他愛もない会話をして過ごしたり、各々課題を進めたりして過ごしています。図書館やコミュニティプラザなど、自習する環境が整っていることや、疲れたときは緑に囲まれたキャンパス内を散歩することでリフレッシュできるのも目白大学の強みであると考えています。
将来の
夢・目標
実習の際、担当患者さんが、身体のまひにより自力での食事が難しい中、「口から食べたい」という思いが強く、その思いと安全性という点において、どう関わるべきか大変悩みました。看護という世界では正解がないことも多いですが、私は個別性に配慮した看護を大切にしたいです。
受験生の
皆さんへ
今までの学校では、色々な未来を思い描く友人達と過ごしてきたと思いますが、大学は皆、同じ夢を抱く仲間です。そんな皆と送る学校生活や、数々の授業は、きっとあなたを急成長させるはずです。AIには代えられない、「人の心」を大切にして一緒に頑張っていきましょう!
それぞれの学校に明確な“育成したい医療者像”があるのが看護医療系の学校。そのため、どの学校にも、学生をその学校ならではの医療者へと育てていくための独自のカリキュラムがあります。その道の第一人者が担当してくれる講義やゼミ、その学校ならではの特性を活かし、工夫を凝らされた講義、実習などなど……。こういった情報は、「どんな医療者になりたいか?」というあなたの夢をより明確にしてくれる道標になることでしょう。
名物講義 音楽療法概論 植草学園大学保健医療学部 リハビリテーション学科
理学・作業療法士+音楽療法士2種
可能性と活躍の場を拡げるWライセンス
音楽は古代から生活や文化に根づいています。音楽の持つ特性を活用し、心身機能の回復・維持、生活の質の向上、問題行動の改善をはかるのが音楽療法です。保健医療学部では、理学療法士または作業療法士の資格に加え、全国音楽療法士養成協議会が認定する音楽療法士2種の資格取得が可能。医療専門職の国家資格と音楽療法士の認定資格を同時に取得できる大学は、全国に2校だけです。
「音楽療法概論」は1年次の授業科目で、作業療法士と音楽療法士のWライセンスを持つ講師が担当します。音楽療法の歴史、定義、音楽の生理的、心理的、社会的作用について理解を深め、音楽療法の基礎知識、治療技法、臨床応用について学びます。講師は、発達・精神・身体・高齢期の各障がい領域において、豊富な実践経験があります。これを学生に伝えながら、治療目的、計画立案、実施に至る過程を受講生に理解してもらうことを大切にしています。最終講義では、各障がい領域の症例を想定した模擬音楽療法を受講生にプレゼンテーションしてもらいます。
可能性と活躍の場を拡げるWライセンス、植草学園大学で挑戦してみませんか?
名物講義 形態機能学Ⅰ 順天堂大学 医療看護学部
看護の基礎となる人体のしくみを楽しく学ぶ
ICTを活用した双方向授業で理解度を把握
「形態機能学Ⅰ」は1年次の前期にある専門科目の一つです。心臓、肺、腎臓など全身の臓器について、体のどこにあるのか(構造)、どんな働きをしているのか(機能)を学びます。看護師が患者さんの体温、脈拍、血圧などを計測している場面を見たことがあるかもしれません。この科目を学ぶことで、これらの測定した数値の背景にある、身体のしくみを理解することができます。そしてこの知識は、すべての方を看護する際の基礎となります。
授業は学生の理解を把握しながら進めていくため、ICTを活用した双方向授業を取り入れています。1年次は看護の現場を体験していないため、人体のしくみの知識をどのように看護実践に活かせるのか、具体的にはイメージできません。そのため、知識を活用した看護実践を小話のように講義に織り交ぜ、学生が興味を持てるようにしています。さらに医学部と連携し、学んだ知識をより深めることができるような実習(顕微鏡実習、解剖見学実習)も行っています。
この科目を通して、看護職を目指す一人としての自覚を、より一層強くしているように感じています。
名物講義 災害・救急時医療と看護 松蔭大学 看護学部 看護学科
命を救う一次救命処置(BLS)を学ぶ
日本救急医学会認定コースでBLS資格を取得
三次救命救急は病状悪化、事故や災害等の生命危機に直面した際に重要な役割を担います。救命救急医療の現場、事故や災害現場のみならず「命を救う」「避けられた死」をなくすためにできること:「一次救命処置(BLS:Basic Life Support)」は、正しい知識と適切な処置の仕方さえ知っていれば命を救うことができます。
本学部で学ぶBLSは、4年次の必須科目「災害・救急時医療と看護」の授業カリキュラムにおいて、日本救急医学会認定のBLSコースを受講し、BLSプロバイダーの資格を取得し、認定証を受領できます。座学、事前筆記試験、実技演習で構成され、実技演習では、臨床の最前線で活躍している看護師インストラクターの指導により、保健医療従事者に必要とされる一次救命処置の技法を習得します。学会認定資格が取得できることは、全国の看護系大学の中でも数少ない貴重な学びになります。
さらに、2020年より二次蘇生のICLS(Immediate Cardiac Life Support)コースを卒後教育として開講しており、これまでに7名の卒業生が日本救急医学会ICLSコース・プロバイダーを取得し臨床現場で活躍しています。
名物講義 鎌倉の文化と歴史 体験学習(県外コース) 湘南鎌倉医療大学 看護学部 看護学科
地域に根差したユニークな科目
地域への理解を深め、地域住民に寄り添う心を培う
必修科目の「鎌倉の文化と歴史」を中心とした“鎌倉を学ぶ”多彩な授業は、単に大学周辺の地域を知るための学びではありません。地域の歴史や文化、そして人々の暮らしについて体験から理解を深める中で、医療人として欠かせない、他者を理解し、人を思いやる力を身につけることを目的としています。授業は鎌倉を五感で体験するような内容。時には抹茶や和菓子、茶道などにふれて鎌倉の食文化・喫茶文化を学んだり、最終の実習では鎌倉五山の1つ建長寺を訪れ、在学生から人気の高い座禅の実践体験を行います。
選択科目の「体験学習」(県外コース)では過疎地や遠隔地域に実際に赴き、生活されている方々の習慣や文化を体験し学びます。2023年度は、奄美群島の歴史や成り立ちを事前に学習したうえで現地に赴き、普段接することがない地域の生活・習慣・文化を体験しました。多様な生活習慣、異なる価値観を持つ人々と触れ合うことで、看護の対象となる人々の個別性を学ぶことができます。
名物講義 入門・基礎ゼミナール 東京有明医療大学 看護学部 看護学科
看護師として必要な能力を磨く
少人数制を最大限に活かすゼミナールを全学年で展開
少人数制教育がウリの東京有明医療大学看護学部では、その特長を最大限に活かすためにゼミナール制の授業を展開しています。1~2年次は1~2年生合同の入門ゼミナールと基礎ゼミナール、3~4年次には3~4年生合同の研究ゼミナールを開講し、学年横断的なゼミ単位で活動しています。
ゼミでは、上級生が下級生にアドバイスしたり、学年を超えてディスカッションしたり、時にはゼミ同士が合同でアクティビティを行ったりしていく中で、大学生として必要な論理的思考能力や批判的思考能力を身につけるとともに、看護師として必要なプレゼンテーション能力やコミュニケーション能力、問題解決能力を磨いていきます。たとえば、今年度の入門・基礎ゼミナールでは、2年生が1年次の経験を踏まえ、1年生向けに科目ごとの必要性と勉強法をプレゼンしました。
このミッションでは、プレゼンに先立ち、ゼミごとに割り当てられた科目について、伝えるべきポイントを洗い出すとともに、どのようにしたらそれらのポイントを正確に1年生に伝えることができるかを考え、Googleスライドと口述原稿の作成をクリアしなければなりません。これらのプレゼンを受けて、1年生同士が自然に意見交換をする姿も見られました。
名物講義 看護学概論・看護技術論Ⅲ 東京医科大学 医学部 看護学科
アクティブラーニングで主体的に学ぶ
体験とディスカッションで実践力を身につける
東京医科大学医学部看護学科は、多くの科目で「アクティブラーニング型授業」を行っています。アクティブラーニング型授業とは、学生が自ら考えたり、調べたり、話し合ったり、発表したりして、主体的に学ぶ授業のことです。
看護学科に入学して初めて看護学を学ぶ「看護学概論」でもアクティブラーニング型授業が行われています(=1枚目の写真)。この授業では、事前に、個々の学生が与えられたテーマについて調べ、スライドにまとめておきます。授業内ではグループに分かれ、それぞれが自分の調べてきたことを説明します。全員の説明を聞くことで知識を深め、学びを共有するのがポイントです。そして、クラスで一番良い評価を得た学生が、クラス全員に向けて説明をし、教員が補足をします。
2年次には患者さんの身体を診察し、その状態を考える授業があります(=2枚目の写真)。この科目では、仮想空間でアバターの患者さんに触れたり、話したりできるVR教材を使うこともあります。このように、東京医科大学医学部看護学科には、学生が主体的に学ぶ機会がたくさんあります。
名物研究室 友利幸之介教授研究室 東京工科大学 医療保健学部
ADOCアプリの開発
作業療法の意思決定をサポートするアプリを開発
「また近くの川に釣りにいけるようになりたい」「遠く離れた息子家族とテレビ電話がしたい」「早く元の職場に戻りたい」と、患者さん一人ひとりの希望を引き出すためのアプリである『ADOC』。国内外の多くの作業療法士、理学療法士等に活用されており、その主開発者は東京工科大学医療保健学部作業療法学専攻の友利幸之介教授です。
このアプリでは、日常生活場面が描かれた95枚のイラストを患者さんにも選んでもらいながらアプリの指示に従っていくことで、自然とリハビリテーションにおける目標の合意形成を図ることができます。友利教授らの研究によれば、言語的コミュニケーションのみでは自らの意思を表明することが困難である中等度~重度認知症の患者さんでも、ADOCを使用することで目標設定への参加が可能となるそうです。また、従来のリハビリテーションと比較して、日常生活活動や生活の質(QOL)の向上も示唆されています。
現在は日本語版と英語版がリリースされているほか、中国語や韓国語にも対応。ニュージーランド、オーストラリア、マレーシア、中国、韓国の研究者および臨床家とも共同研究を進めています。これらの研究には学生も卒業研究として関わっています。
名物講義 就職支援講座 東京医療保健大学 看護学科①
多岐にわたる病院に就職実績
あらゆる職場で活躍できる看護師を育成
東京医療保健大学では就職支援に力を入れており、就職試験で必要な「面接対策講座」「履歴書、エントリーシートの書き方講座」「小論文書き方講座」「筆記試験対策講座」「ビジネスマナー講座」などを実施しています。もちろん個別に学生一人ひとりの相談にも応じています。
学内にさまざまな病院を招く病院説明会や、卒業生に就職体験談や勤務している病院について話してもらう懇談会は、非常に好評を得ています。
主たる実習先であるNTT東日本関東病院、国立病院機構東京医療センター、国立病院機構災害医療センターに多くの卒業生が就職していますが、その他の病院にも多数入職しています。大学病院にも多数就職しています。
また、小児科、内科、外科、産婦人科、整形外科、循環器科、ICU、NICUなど幅広い科に配属されており、急性期の患者さんを看護する救急病棟や手術室などでも、多くの卒業生が活躍しています。
名物講義 海外研修 東京医療保健大学 看護学科②
ハワイやオーストラリアでの研修
国際性の高い医療人の育成を目指す
東京医療保健大学では、全学部生の希望者を対象にした海外研修を行っています。海外の医療や文化について学び、グローバル化する現代の医療に求められる国際性豊かな医療人の育成を目指しています。
ハワイ研修では1~3年次の希望者を対象に、1週間程度のハワイ大学と連携したプログラムを実施しています。アメリカの医療全般についての学修に加え、看護、医療栄養、医療情報のそれぞれの分野において専門的な学修を体験することができます。
オーストラリア研修では、クィーンズランド州ゴールドコースト市にあるグリフィン大学と提携し、9泊10日のプログラムを実施しています。大学で英語の授業や現地の医療に関する講義を受け、学外の病院や施設も見学します。全期間ホームステイをして、英語で家族とコミュニケーションを取りながら、異文化を肌で体験することができます。海外の医療に興味がある方はぜひご参加ください。
名物講義 災害看護学 東京医療保健大学 看護学科③
災害時にも対応できる看護師を育成
災害看護の基本的知識を理解し必要な救急法を学ぶ
日本は自然災害、その中でも特に地震が多い国と言われます。いつ起こるか分からない災害に対しても、迅速かつ適切な対応ができる看護師の育成が必要とされています。このような課題に応えるため、東京医療保健大学は災害看護学を学べるカリキュラムを用意しています。
「災害看護学」の講義では、学生たちが災害時の医療・看護活動の基礎を学習します。救急救命法をはじめとした災害発生時の救護活動の方法から、災害発生時に中長期的に求められる看護技術と心のケアなど、具体的な看護支援方法を身につけるのが目的です。これに加え、広域災害の際の国際医療支援活動についても知識を深めます。これらを学ぶことにより、病気やけが、災害から自分自身を守り、急病人やけが人を正しく救助するための応急手当てができるようになります。また、学部生には災害時の防災・減災活動の中でリーダーシップをとり、コーディネーター役も担える能力を育成。広範囲におよぶ大規模災害時には、国際的視野に立った行動ができるスキルを身につけることにも力を入れて取り組んでいます。
名物講義 チーム活動論 東京医療保健大学 看護学科④
「チーム医療」に理解を深める
現場で必ず必要になる能力を身につけることができる
病院では看護師や医師だけでなく、リハビリテーションを担当する理学療法士、作業療法士、言語聴覚士、検査や診断をサポートする診療放射線技師、臨床検査技師など、さまざまな職種のメディカルスタッフが働いています。患者さんやご家族もその一員ということができるかもしれません。患者さんの看護には、これらのスタッフが連携しそれぞれの力を発揮することが重要です。
また、近年では医療の高度化により「チーム医療」がますます重視されるようになっています。東京医療保健大学では「チーム活動論」の講義で、現場でチーム医療を実践するために必要なスキルを身につけます。自らの意見や情報、気持ちを適切に伝え、具体的に提案する方法や、メンバーを意図した行動へとつなげるためのプレゼンテーションを中心に学びます。
この授業を学ぶことによってチーム活動に必要な要素について理解できるようになり、チームメンバーとして意見・情報・気持ちなどを他者に適切に伝える技術を身につけることができます。
名物講義 看護総合演習 東京慈恵会医科大学 医学部 看護学科
自分の成長を実感しながら学ぶ
様々な看護に触れ、4年間で成長する自分史を築く
看護総合演習は、4年間を通して開講されます。本学の学祖高木兼寛の「病気を診ずして病人を診よ」という人間愛の精神と、「医師と看護師は車の両輪の如し」というチーム医療の精神をベースに、看護を学ぶ上でのさまざまな能力の獲得を目指しています。
1年次は「自分をみる、他者をみる」、2年次は「看護の対象をみる」、3年次は「看護の技術(わざ)をみる」、4年次は「看護の役割をみる」をテーマに、常に自分自身と向き合いながら、看護を追求していきます。ユニークなのは、この「常に自分自身と向き合う」という部分で、学生は自分の描くビジョン(こうなりたいという将来像)と目標(ゴール)をeポートフォリオ上に設定し、時にそれを修正しながら、“成長する自分史”を形成していきます。
授業形態はバラエティに富んでいて、講義、演習の他、グループワーク、外部団体の模擬患者さんの協力のもと行われるロールプレイや臨床能力試験、医学科学生との臨床倫理演習など多岐にわたります。
卒業時に学生には、一人ひとりこの自分史を記録したUSBが配布されます。また優秀なポートフォリオを作成した学生には、学長より賞が贈られます。
名物講義 講義全般 東洋公衆衛生学院 臨床検査技術学科・診療放射線技術学科
コロナ禍での対応
コロナ禍で改めて分かった東洋公衆衛生学院の良さとは
新型コロナウイルスの影響は、日本の教育環境に大きな変化をもたらしました。各学校がコロナ禍でどんな対応をしていたのかが、学校選択のポイントの一つになる高校生もいるのではないでしょうか。
東洋公衆衛生学院では、新型コロナウイルスが流行する前から全学生にPCを貸与しており、校内はWi-Fi完備です。以前は主に連絡手段と就職活動に利用していましたが、コロナ流行後は、オンライン授業のアイテムとして活用する場面も多くなりました。
しかし、オンライン授業は感染対策のメリットがある一方で、教員にとっては学生の状況が把握しづらいというマイナス面もあります。教員だけでなく学生も、今回のコロナ禍での経験により本校の「教員との距離の近さ」やそれに伴う「質問のしやすさ」などの良さを再認識した方が多いようです。今後も状況に応じてオンライン授業は実施しますが、対面での授業を基本とし、学生の習熟度の把握、個々に合わせた指導をしていくことで、学生にとって学習のしやすい環境を整えていきます。