2024年プログレス11月号 医療系の進路 徹底研究
受験生にとっては、いよいよ入試本番が間近に迫ったこの時期。
高校2年生以下の皆さんにとっても、「受験」がだんだんと現実味を帯びてきているタイミングではないでしょうか? そこで今回は、これから皆さんが進もうとしている看護医療系の学校について、その具体的かつ現実的な情報を特集します。
在校生の学生生活をインタビューしたほか、各学校が学生の将来のために用意しているサポート体制、やはり気になる特待生制度・奨学金制度についてもご紹介。上手に活用して、あなたの夢を現実にするためにお役立てください。
一足先に学んでいる先輩に、学生生活について教えていただきました。この学校を選んだ理由は?学内の雰囲気は?専門的な勉強は難しい?インタビューを読んで入学後の生活をイメージしてみてください。
順天堂大学 医療看護学部
2023年度卒業生
患者とその家族の心身を癒したい 技術と知識、優しさを備えた看護師に
小さい頃から憧れた医療職 「日本一優しい看護師」を目指して
私は小さい頃から医療ドラマやドキュメンタリー番組をたくさん見てきました。難しい手術を成功させる医師や、急性期の現場でテキパキと働きながら患者とその家族の心身を癒す看護師を見て、「医療ってかっこいい!」と思ったことを今でも覚えています。また、医療職に就く家族がいることや、私自身、通院をしていた経験もあることから、医療はとても身近にありました。それらの影響で、自分も将来医療職につきたいと考えるようになりました。
オープンキャンパスに参加したとき、「この学校では日本一優しい看護師を育てている」という当時の学部長の言葉がとても印象的で、「患者の心と身体を癒す優しい看護師になりたい」と考えていた私にとって、順天堂大学の理念はとても共感できるものでした。また、学習に必要な設備が十分に整っていることや、6つの附属病院がありアットホームな雰囲気で実習できること、都心へのアクセスも良く、さらにテーマパークに近いという立地にも魅力を感じ、本学を受験しました。
実習に役立つ実技中心の楽しい授業 課題は仲間と協力して乗り越える
これまで受けた授業で特に楽しかったのは、3年次に履修した「フィジカルアセスメント」の授業です。問診・視診・触診・打診・聴診を用いて患者の全身状態を観察し、その患者への適切な対応を考察することを学びます。学生同士でペアになり、心臓や肺の音を聴いたり、瞳孔の大きさを確認し合ったりと、実技中心の楽しい授業でした。また、患者の形をしたシミュレーターを用いることで、異常な心音や肺音を実際に聴くことができ、実習で役立ちました。また、保健師課程の「地域診断論」では、地域に生活する人々を対象に健康問題をアセスメントし、地域の特性に合わせた支援を行うための地区活動の理論と技術を学びます。浦安市の地域特性を知るためにさまざまな資料を集め、実際に地域を歩きました。他の授業の課題もある中で、10枚を超えるレポートの作成は本当に大変でしたが、グループのメンバーと協力し合い、乗り越えることができました。
学生生活を支えるアドバイザー制度 教員と学生の距離が近いのが魅力
順天堂大学は、学習するための設備や附属病院が充実しているのはもちろんですが、教員と学生の距離が近いことも魅力です。約10人の学生に対し教員が1人つくアドバイザー制度があり、定期的に面談を行います。面談では学校生活や困っていることなどを相談することができ、先生たちはとても親身になって聞いてくださります。実習でお世話になった先生たちとも、廊下などで会う機会があると気軽にお話ししています。
また、私たちが通う浦安キャンパスは医療看護学部単独のキャンパスですが、他学部と合同のクラブ活動も盛んに行われているため、順天堂大学全体のたくさんの学生と関わることができる良い機会になっています。友人の多くも部活やサークルに所属していて、学生の自主活動が盛んな学校だと思います。
卒業後は順天堂大学の附属病院に進み急性期医療に携わりたい
卒業後は順天堂大学の附属病院に就職する予定です。大学で学んでいく中で、急性期の分野に興味を持ちました。急性期の実習では、患者の状態が大きく変わりやすく、実習記録も大変でしたが、患者が日に日に良くなっていくのが嬉しく、看護のやりがいがあると思ったからです。そのため、まだ配属は決まっていませんが、救命救急センターやICU、急性期病棟で働きたいと思っています。小さい頃から見てきたドラマのように、正確な知識と技術を持ちながら、患者とその家族の心身を癒すことができる優しい看護師になることが目標です。
この学部はたくさんの入試方式がありますが、どの試験にも必ずあるのが面接試験です。私が一般選抜の面接を受けた際は、本学志望の理由や看護師になりたいと思ったきっかけだけでなく、とてもたくさんの質問をされました。そのため、しっかりと対策することをおすすめします。皆さんも充実した設備と親身にサポートしてくださる教員がいる本学で看護師を目指しませんか。ご入学をお待ちしております!
湘南鎌倉医療大学 看護学部 看護学科
3年 A.A 先輩
周囲の人から信頼される看護師として 患者に合った看護を提供したい
祖父の看取りをしてくれた看護師に憧れ 夢の実現のために経験を積みたい
私の母は介護福祉士として働いています。母から職場である施設の話を聞いたり、職場に遊びに行ったりする中で看護師とはどのような職業なのか知りました。また、高校生のときに祖父が癌で亡くなるということがありました。祖父を看取ってくれた看護師さんは、普段から祖父だけでなく私たちのことも気にかけてくださり、祖母が泣いたり弱音を吐いたりしたときも最後まで話を聞いてくださりました。その看護師さんの、患者とその家族に寄り添う姿に憧れ、私も看護師を目指そうと心に決めました。
将来は周囲の人から信頼される看護師を目指しています。患者とその家族に信頼してもらうことで患者に合った看護を展開させ、また、周囲の医療従事者と信頼関係を築くことでチーム医療としてより良い看護を提供したいと考えています。このような看護の実現には経験が大切になると思うので、卒業後は総合病院に就職し、さまざまな症例に触れたいと思っています。
救急看護・災害看護に興味 徳洲会グループ病院との連携も強みに
私は救急看護や災害看護に興味があり、大学ではその分野について学びたいと考えていました。湘南鎌倉医療大学は多数の総合病院を有する徳洲会グループの学校なので、実習先も幅広いです。私は救急医療に力を入れている湘南鎌倉総合病院で実習ができることに興味を惹かれました。また、国際医療・災害医療サークルがあったり、徳洲会の災害活動チーム「TMAT」の隊員の方による講義が行われていたりと、学生時代からサークル活動や講義を通じて災害看護について学べることもこの大学ならではの魅力です。私もこのサークルに所属しており、活動の中ではTMATが実際に使っている道具を手に取ってシミュレーションを行う機会もありました。今後の災害看護の講義に活かすのが楽しみです。
大学内では演習室もお気に入りです。この部屋では話し合いもできるため、自習やグループワークで活用しています。少人数で教室を使うことができるため集中して取り組みやすいです。先生方とは自由にお話をする機会が普段からあり、授業に関する質問や相談も気軽にできます。フレンドリーな先生方ばかりなので、授業後など時間があるときはプライベートな相談に乗っていただいたり、日常の話題で談笑したりすることも多いです。
徳之島・奄美大島を講義の一環で訪問 地域に合わせた看護の重要性を学ぶ
大学の講義では、島しょ看護について学んだ「体験学習 離島コース」が楽しかったです。講義の一環として徳洲会発祥の地でもある徳之島や奄美大島を訪れ、離島の医療状況や、環境と医療の関係性を現地で学びました。どのような看護が最適で必要とされているのか、地域に合わせて考える重要性を知り、看護に関する自身の視野や考え方がより一層広められたと感じました。また、その土地ならではの環境や生活文化に触れられたことも楽しかったです。
一方、「病理学」の講義は難しかったです。前提として、人体の構造や機能について学ぶ「解剖生理学」という講義を理解していなければならず、解剖生理学の知識と照らし合わせながら病気について学ぶため、覚えることが非常に多いです。しかし、単純に暗記するのではなく、なぜこうなるのかという理由を自分なりに明確にしながら学習することで覚えやすくなりました。
ためになった課題は「基礎看護学」の講義で取り組んだ手順書作成です。手順書には、ベッドメイキングや点滴をどのように行うのかといった注意事項も記載するため手間が掛かるのですが、その後の実習でとても役に立ちました。実際に自分が看護を行う様子を想像したり、 動画などを用いて記載したりすることで演習でもスムーズに実践できるようになります。
過去問から志望校の傾向を把握 不安に負けず前を向いて突き進んでほしい
受験生の皆さん、入試までもう一踏ん張りです!受験前には基礎問題だけでなく応用問題にも数多く取り組んでください。過去問にも積極的に挑戦して、志望校の出題傾向に慣れておくことをおすすめします。努力は必ず実を結びます。受験勉強や模試を受けていく中で不安になることもあると思いますが、前を向いて突き進んでください。限界になってしまったときには、高校の先生やチューターなど周囲の方を頼ってください。必ず力になってくれます。受験間近になってもけっして焦らず、全力であなたらしい受験をしてください !
東京医療保健大学 医療保健学部 看護学科
3年 米澤 風香 先輩
チーム医療を実践的に学べることが魅力 患者や家族の思いに寄り添える存在に
医療従事者の父の姿と入院時に見た看護師の姿がきっかけ
看護師を目指したきっかけは、医療従事者として働く父の姿と小学生の時の入院経験からでした。人を助ける父に憧れ「父のように人の役に立つ仕事がしたい」と幼いころから医療職に興味を持っていました。小学2年生で手術のため入院したときには、看護師さんが手術を怖がる私に優しく声をかけてくださったり、術後には痛みが和らぐ方法を教えてくださったりしました。不安な気持ちに気づいて寄り添ってくださった看護師さんのやさしさに触れ、医療職の中でも看護師になることを決めました。
東京医療保健大学を選んだ理由はさまざまですが、医療現場で活躍するための教育体制が整っているという点も理由の一つです。特に医療保健学部では3学科合同の医療コラボレーション教育を4年次に受けられます。将来、医療現場で必要不可欠となるチーム医療について実践で学ぶ機会があることに魅力を感じました。
講義を受けて看護師のイメージが変化 納得できるまでメンバーと話し合うことも
大学の講義では1年次に受講した「看護学概論」が印象に残っています。この講義を通じて、看護の対象、役割、方法、健康などの基礎概念を学び、入学前に漠然と抱いていた”看護師は治療の助けをする人”というイメージがどんどん変化していきました。この講義で学んだ基礎概念は、看護師の視点に立って看護対象を考えるために必要不可欠で、その後のすべての学習に繋がる大切な基盤となりました。
ほかにも「在宅看護援助論」では、在宅看護について学び、その知識を活用しながら事例検討を行います。医療現場と異なり、疾患が日常生活に与える影響や自宅での生活を継続するための看護、必要な社会資源などを考えるのですが、納得のいく答えがなかなか出ずグループメンバーとたくさんの話し合いを重ねました。在宅看護援助論に限らず看護過程の授業はとても大変ですが、事例患者に対する理解を深められたときには大きな達成感を得られます。
ボランティアにも積極的に参加 先生から聞く臨床現場の話がモチベーション
東京医療保健大学の入学後に驚いたことは、定期的に研修案内やボランティア・アルバイト募集のメールが届くことです。私も積極的に参加しており、これまでにはお祭りの手伝いやエイズフェスのスタッフアルバイト、エイズ・ピア・エデュケーター養成研修に参加しました。エイズ・ピア・エデュケーター養成研修ではエイズに関する正しい知識を学び、中高生向けの講演を想定した練習を行うという貴重な経験ができました。実際に講演を行った経験はまだありませんが、この研修で得たエイズ・ピア・エデュケーターの資格をいずれは活かしていきたいです。
大学生活の忙しさには波がありますが、勉強が大変な時期は友人と支え合いながら乗り越えています。実技テストや実習の前には友人と練習をしたり、グループワークを通して完成させる課題が多くあったりと、みんなで協力する雰囲気があることも東京医療保健大学の良いところです。医療保健学部の先生方は臨床での経験談を交えながら講義してくださり、現場のお話を聞くことができるのはモチベーションに繋がります。また、外部講師としてお越しいただいた他職種の先生方が専門的な知識をわかりやすく教えてくださる機会もあります。
「患者が自分らしくいられること」 患者と家族を尊重した看護を実践したい
卒業後の進路はまだはっきりしていませんが、緩和ケア領域に興味があります。大学1年生の時に友人を亡くし大きなショックを受けました。その後、3年次に緩和ケアについて学んだ際に、亡くなった友人のことを思い「患者が自分らしくいられること」がどれだけ大切で素敵なことなのか改めて感じました。「患者が自分らしくいられること」を尊重し、患者やご家族の思いに寄り添える看護師になりたいです。
同じ医療者を目指す皆さんにお伝えしたいことは”過去問の重要性”です。問題を見たらすぐに解き方がわかるくらい何度も繰り返すこと大切だと入試を経験して実感しました。私が受験生のときには不安な気持ちに押しつぶされそうになり、塾の先生に泣きながら思いをぶつけたこともあります。受験生の皆さんも大きな不安やストレスを感じたときには、散歩をしたり、友達と話したり、好きな音楽を聞いたり、息抜きを大切にしてくださいね。
東京医療保健大学 東が丘看護学部 看護学科
2年 土屋 香奈 先輩
患者とのコミュニケーションを大切に 適切な援助を行える看護師になりたい
先生と学生の距離の近さや大学の明るい雰囲気が決め手に
祖父母が病院を経営していたため、幼少期から看護師という存在が身近にありました。また、看護師として働く姉が、認知症の親戚に「今日は何をしたの?」「夜ご飯は何だったの?」と毎晩電話をしたり、積極的に会いに行ったりしており、看護師として自ら行動する姉の姿を近くで見て、私も患者が求める以上の対応ができる看護師になりたいと強く思いました。
東京医療保健大学を選んだ理由は、東が丘看護学部に姉が通学していたことがきっかけです。オープンキャンパスに姉と足を運んだ際に、学内設備が充実している点に驚き、先生方と学生の距離の近さや明るい雰囲気に好印象を持ちました。1年次から実習があることで看護の知識や技術を早く身につけることができ、臨床現場においてさまざまな経験をできることにも魅力を感じました。
講義後の復習と課題が大切 講義と実習の両面から看護について学ぶ
印象に残っている講義は1年次後期の「成人看護学概論」です。慢性期・急性期・終末期それぞれの看護方法について学ぶ講義で、講義後には学んだことを基に自分の考えをまとめるという事後課題がありました。その課題のおかげで講義を聞いて終わりではなく、講義の振り返りや自分の考えをまとめる練習ができ理解を深められました。
一方、1年次後期の「看護過程と看護方法論」という講義は大変だと感じました。この講義では、ペーパーペイシェントという文章で書かれた事例の患者を使用し、実際に電子カルテを見ながら看護をどのように展開していくかを考えます。講義の流れとしては、まず患者の情報収集と情報整理を行い、その情報を基に看護問題を取り上げます。次に、その看護問題に繋がるように関連図(患者の言動や症状をまとめたもの)を作成し、患者の全体像を把握してから、看護目標を立てて患者にとって最適な援助を行うという形で進んでいきます。看護の一連の流れを理解することが目的ですべてをこなすのはなかなか大変でした。2年次前期には「看護過程展開実習」という実習もあるので、その実習でさらに看護の流れについて理解を深められると思います。
実習には自分なりの目標を持って参加 将来やりたい分野を見つけたい
東が丘看護学部では前期と後期に1回ずつ「コンタクトミーティング」というイベントがあります。このイベントは学年の縦割り班に分かれて行われ、実習やテスト情報、課題の対策方法などについて先輩方に質問ができます。学校の話以外もグループで話せる機会なので、学校に関するさまざまな情報を得られつつ交友関係を広げられるとてもいい機会です。実際に私もコンタクトグループで出会った先輩からテスト情報を教えてもらい、テスト対策を行っています。
学外実習では「受け持ち患者に心を開いてもらう」という目標を持って臨んでいます。患者と積極的にコミュニケーションを取ることで些細な変化にも気づき、一人ひとりに適切な援助を行うことができる看護師を目指したいと思い、この目標を決めました。2年生の今は実習経験も浅く、将来働きたい具体的な施設や分野は決まっていませんが、今後の実習や授業を通して自分にあった分野を見つけられるよう学業に取り組んでいきたいと思います。
医療に関する時事問題の対策は日々の積み重ねが攻略のカギに
私は東京医療保健大学を総合型選抜で受験しましたが、受験生の時には推薦入試が不合格だった時に備えて、一般受験も視野に入れつつ勉強を進めました。また、入試では現在の日本の医療について理解しておくことが重要だと考え、日ごろから医療系のニュースをチェックしていました。本や新聞を読むのがあまり得意ではなく映像から情報を得る方が頭に入りやすかったので、同じようなタイプの方は毎日ニュースを見るのがお勧めです。実際に総合型試験の面接ではニュースで学んだ内容を活かすことができました。将来、医療従事者として働く上でも現代の医療問題に関する知識や理解は役立つことが多いと思います。ニュースに限らず本でも新聞でも自分が得意な媒体で、情報を日々得るようにしてください。人によって勉強方法も異なり周りと比べると心配になることもあると思います。しかし、一番重要なのは自分の努力に自信を持ち、自分を認めることです。あなたなりのペースで頑張ってください!
東京医療保健大学 立川看護学部 看護学科
3年 野本 羽菜 先輩
看護の技術と知識をさらに身につけ 患者の心の拠り所になることが目標
将来は三次救急のある病院で看護師としての技術と知識を磨きたい
私の高校は総合学科で色々な分野の授業を選択することができました。元から看護に興味があったため高校でも看護学について受講しており、その授業を通じて大学でも看護学を学んでみたいと思いました。人の命を預かる仕事なので、普段なら気にも留めないような細かいところまで考える必要があったり、さまざまなリスクを想定して対策をするための想像力が求められたりしますが、そのような能力を高めることで人としても成長できると考えました。
将来は患者の心の拠り所となり、たくさんの人に必要とされる看護師になりたいです。そのためには患者との信頼関係が大前提なので、まずは技術や知識を身につけ看護師としての信頼を得ることを目標にしています。今はまだ自分の行きたい領域がはっきりとは決まっていませんが、就職後の選択肢を広げるためにも三次救急のある総合病院に就職したいと思っています。卒業後も実践力と知識をさらに磨けるよう頑張ります。
学校選びでは実習先の病院も重要 ここなら災害看護も実践的に学べる
学校選びで重視したのは自宅からの通いやすさです。実習先は大学近くの病院になることを考え、課題に追われる実習期間にも睡眠時間を確保できるよう自宅から通いやすい大学を選びました。また、実習はその病院を知ることができる貴重な機会にもなります。将来、働きたい病院が決まっている方は、その病院で実習ができる大学を選ぶのもおすすめです。
立川看護学部の一番の特長は災害看護が学べることです。隣接する災害医療センターのDMAT隊員の方の講義や、近くに位置する自衛隊駐屯地で勤務される自衛官の方の講義などを通して、災害現場での実際の看護について学ぶことができます。立川看護学部の先生方は、講義では厳しくても、普段の学校生活の中では優しく気さくに話しかけてくださる頼りになる存在です。先生との面談や4学年合同のグループ交流も年に数回あるので、些細なことでも質問や相談がしやすい環境です。
また、大学からボランティアの案内があるため、ボランティアに参加できる機会がたくさんあることも入学してよかった点です。2年次の春には、昭和記念公園で開催された立川シティハーフマラソンのボランティア活動に参加しました。大学近くで開催されることもあって、東京医療保健大学の学生もボランティアとして多数参加しており、救護室や更衣室の案内、給水係などに分かれて活動しました。長時間の活動でしたが、友人と一緒に参加できて良い思い出になりました。
1年次に学ぶ基礎的技術の定着が学外実習にもつながっていく
1年次の学内での技術演習が楽しかったです。ベッドのシーツ交換や車いすの介助といった基本的な技術から、採血や輸血管理などの応用的な技術までモデルを使いながら実践します。技術演習を通じて臨床現場での援助をイメージでき、大学の講義の中でも特に看護学生らしさを感じられる時間です。最初に学ぶ基本的な技術は実習中にも必要になるため、授業の事前課題である手順書を後から見ても分かりやすいようにまとめておくといいですよ。
1年次後期にある「看護過程」の授業は、考え方や書き方に最初は慣れることができず、授業自体も難しかったです。毎回の事後課題が多かったので、課題をこなすことにも苦労しました。しかし、看護過程は患者への援助を考えるにあたって今後の実習でも必ず活用します。どれだけ大変でもへこたれずに1年生のうちから慣れておくことが大切です。先生がお手本になって書き方を教えてくださるので、最初はそれを見ながら自分の言葉でまとめていくのが良いと思います。
過去問演習は本番と同じ時間で挑戦 演習後の見直し・解き直しも忘れずに
受験生の皆さんの中には先が見えず不安でいっぱいな方もいると思います。最後まで諦めず頑張ってください!焦って色々なことに手を出すのではなく、基礎をしっかり固めて過去問を解くことで着実に力がつきます。私が過去問を解くときには、必ず本番と同じ時間設定で取り組んでいました。繰り返すことで時間配分にも慣れていきます。また、見直し・解き直しを必ずして、わからない点を解消してから次に進むことも大切です。受験勉強が終盤に差し掛かりモチベーション維持に困ったときには、進学後の自分の姿や生活を想像し、合格までもうひと踏ん張り頑張りましょう。
東京医療保健大学 千葉看護学部 看護学科
3年 鈴木 柊菜 先輩
常に患者の気持ちや状況を考えて誰からも信頼される看護師を目指す
学校選びのポイントは演習環境と自宅からの通いやすさ
高校生の時から電車に乗ると、目の前で人が倒れたらどうしようと不安に思うことがありました。しかし、医療系のドラマやドキュメンタリーを見るうちに、目の前で困っている人がいたら私が助けたいと考え方が変わりました。その強い思いから人を助ける仕事である医療職に興味を持つようになり、患者の一番近くで寄り添い、身体的にも精神的にも密に支援できる看護師を志しました。
東京医療保健大学に決めた理由は、学内の演習環境の充実度と自宅からの通いやすさです。学校説明会に参加した際に、充実した設備に加えて校舎が全体的に新しく綺麗なところが印象的で、この環境で看護を学びたいと強く思いました。また、大学まで実際に電車で行ってみたことで、この距離なら4年間通うことができると感じました。志望校の通学経路は事前に確認しておくことが安心につながります。
アドバイザーの先生に相談できる環境 学校全体で楽しむスポーツ大会も
東京医療保健大学は必修科目が多く、学生の顔ぶれがあまり変わらず授業を受けられる点や授業でのグループワークが多い点から自然と友人が作りやすい環境だと思います。特にグループワークの多さはこの学校ならではの特長ではないでしょうか。1 年次から先生がアドバイザーとして学生一人ひとりの悩みや相談に乗ってくださるので、私も勉強で悩んだ時には頼りにしています。いつでも周囲に相談ができる環境もこの学校を選んで良かった点の一つです。
東京医療保健大学ならではのイベントに年に一度のスポーツ大会があります。キャンパスや学年の垣根を越えて全学部が集結するというとても盛り上がるイベントです。参加は任意ですが、私は1年次から3年次まで連続で参加しているくらい楽しいイベントです。スポーツ大会までの期間は、体育館で仲間と練習したり、休み時間に作戦を立てたりと周囲と絆を育みながらチームワークの大切さを改めて実感しました。
友人と話し合い新たな価値観を学んだ 大変な課題も協力して乗り越える
これまでの講義の中では1年次に受けた「機能看護学」が興味深かったです。この授業では責任と自立についてグループで話し合い、最終的には看護におけるセルフマネジメントとは何か定義しました。キーワードとなる言葉の意味についてそれぞれの体験談を交えつつグループメンバーと意見交換を行うことで、自分にはなかった考え方や価値観に触れることができ、刺激的で楽しみな講義でした。また、2年次の「クリティカルシンキング」という講義では、看護で重要なポイントや看護の方法を事細かに学びます。看護についての理解を深めながら援助方法を身に付けることができ、こちらもためになる授業でした。
一人の患者の事例を通して看護の流れを学ぶ「看護過程」という授業も忘れがたいです。毎回の授業でアセスメントや関連図、看護計画などを作成する課題があり、個人的にはそれらの課題が大変でした。乗り越えるためのコツは友人と協力することです。看護過程には明確な答えがあるわけではないので、一人で考え込まず友人や先生に相談することで、大変な課題も自分なりに効率よく進めることができました。
不安や孤独に負けないで 最後は自分の味方になることが大切
将来は患者に寄り添い、信頼していただける看護師になりたいです。これまでの講義や実習を通して寄り添うとは何か、信頼してもらうためにはどうしたらいいのか、試行錯誤しながら自分なりに考えてきました。どちらにも共通しているのは「相手のことを考える」ということです。相手の気持ちや状況を考えることを大切にして、これからも頑張りたいです。
皆さんと同じように、私も受験生の時には孤独や不安を抱えながら戦っていました。そんな中で得た必勝法が 2つあります。1つ目は自分が安心して勉強できる環境に身を置くことです。2つ目はどんなに追い詰められていてもしっかり寝ることです。睡眠不足では集中力も下がり、精神状態も悪くなり、受験に打ち勝つための気力も下がってしまいます。目標を強く持って逃げなければ、どんな結果であれ自分は必ず納得できると思います。結果にしがみつくというより自分が燃え尽きるまでやりきることが大切だと今までの経験から感じました。どんな自分も受け入れて自分の一番の味方になって受験を乗り切って下さい。
東京医科大学 医学部 看護学科
4年 中村 七海 先輩
地域を支える総合病院に就職が決定 卒業後もより良い看護のために学び続ける
医療職の家族に助けてもらった記憶 自分も専門知識を活かし人の役に立ちたい
私の家族には医療従事者が多く、病気になった時や怪我をした時など幼いころからその知識に助けられてきました。その経験から誰かのために専門的な知識を活かし、人の役に立つことができる医療職に興味を持ちました。医療職の中でも明確に看護職を志したきっかけは祖母がホスピスに入居したことです。祖母のお見舞いにホスピスを訪れた際に、患者だけでなく家族に対しても寄り添うことができる看護職に憧れを持ちました。
附属3病院と連携し最先端医療を学べる 新宿の地で充実したキャンパスライフを
東京医科大学の特長はシミュレーション教育が充実しており、実践的なトレーニングができる施設や設備が整っていることです。多様な事例を用いて看護の知識を学ぶことにより、看護実践のプロセスや求められる技術の適切な選択、そして実施する力が養われると思います。また、附属の3病院と連携した学習環境が整っており、私も東京医科大学なら最先端医療に対応した看護を学ぶことができると考え、志望を決めました。看護師と併せて保健師の資格取得を目指すコースも用意されているなど、入学後、将来の選択肢をさらに広げられる点も魅力的です。
大学生活においては、キャンパスが新宿という都会に位置しており最寄り駅からも近いという点が大きなメリットです。通学しやすいだけでなく、周囲に飲食店も多いので友人との食事や遊びには困りません。部活動も盛んな活気のある大学で、充実したキャンパスライフを送ることができました。
多職種連携を学ぶ3学科合同講義 難しい課題も繰り返すことで力になる
大学の講義では、「災害看護援助論」という講義が印象に残っています。学生同士で患者役と看護師役に分かれてトリアージをする演習や理想的な避難所を運営する演習を行いました。実際に演習を行うことで、刻々と変化していく状況に対応して動くという経験ができ、想像だけでは得ることのできない気づきがありました。
また、本学の看護学科・医学科、東京薬科大学の薬学科という異なる3学科の学生が、患者に対する最適な医療の提供を目指し、事例を基にした演習を一緒に行う「チーム医療論」という講義もあります。同じ科の学生だけの講義より話し合いは大変でしたが、職種によってそれぞれ視点が異なり、多職種連携について実践的に学ぶ良い機会になりました。
「看護理論」と「看護課程とEBN」の課題は4年生の今でも内容を覚えています。「看護理論」の課題では、看護の理論家やその考え方について知ることで、看護を行う上で理論をどのように実践に活かしていくべきなのか、改めて考えを深めることができました。「看護過程とEBN」の課題は、事例を基に看護計画を自ら立案するというなかなか難しい内容でした。はじめは書き方さえよくわからなかった看護計画でしたが、課題としてたくさんの計画を立て、講義内で他の学生と共有し振り返ることを繰り返すうちに、どのような看護援助が必要なのか考える力を身につけられました。
卒業後は総合病院で経験を積みたい さらなる資格取得を目指し成長を続ける
卒業後は地元の総合病院に就職が決まっています。患者の思いに寄り添うことができる看護師を目指し頑張ります。臨地実習では大学で学んだ知識が役立った場面が多くありました。実際に就職し、臨床で働くまでにまだまだたくさんのことを学ぶ必要がありますが、より多くの看護技術を身につけるために、今から学習を進めていきたいと考えています。また、総合病院にはさまざまな診療科があるので、将来的には認定看護師や専門看護師の資格を取得し、より良いケアの提供に繋げていきたいです。
受験期は、自分が何をしたいのか、何が得意なのか、なぜその大学や業界に進みたいのかなど、勉強しながら多くのことを考えなければなりません。自己分析は大変ですが、重要です。オープンキャンパスで実際に志望校を見学することでより具体的に将来像を考えられたり、サポートしてくれる周囲の方々を頼ることで自分を客観的に見られたりということもあると思います。苦労をした分より良い未来が開けると私は信じています。大学生活は楽しいですよ!
私も卒業前には国家試験が控えています。同じ医療者を目指す者として一緒に頑張りましょう。
東京慈恵会医科大学 医学部 看護学科
4年 鳥居 宏美 先輩
「病気を診ずして病人を診よ」 看護の軸を大切にチャレンジを続けたい
小学生のときの読書がきっかけ 患者やその家族と向き合う看護師になりたい
小学生のとき、読書を通じて「患者さんやご家族との出会いから、毎回、毎回、これまでに見たことも、読んだこともない新しい本の一頁がはじまる。私は主人公を引き立てられる、名脇役でいたい」という訪問看護師の方の言葉と出会いました。高校での進路選択時にずっと印象に残っていたこの言葉を改めて見つめなおしたことで、私も多くの人と出会い、患者やその家族を支える看護師になりたいと決意しました。
東京慈恵会医科大学を選んだ一番の理由は「病気を診ずして病人を診よ」という建学の精神に共感したことです。受験勉強の中で自分の看護観をどのように表現するか悩んでいた時にこの建学の精神を知り、「私も人と向き合える看護師になりたい」と強く思いました。すべての授業がこの建学の精神の下に展開されるため、患者に寄り添った看護について学べるとともに、実習でどのように患者と関わるか悩んだときにも自分の軸として振り返ることができます。
実習期間も先生のサポートがあり安心 グループメンバーと励まし合い乗り越えた
1年次に受けた「医療総論」や「国際関係論」の講義では、倫理観や社会学などを学ぶことで自分の価値観を深めることができました。講義では同期の看護学科・医学科の学生とディスカッションする機会が多く、自分と異なる意見を受け止めたり、相手を尊重しながら自己表現を行ったりというコミュニケーションスキルを学ぶことができます。4年生の今もカンファレンスや患者とのコミュニケーションでこのスキルを活かしています。
3年次の後期から領域別実習という病棟や施設での長期実習が始まります。現場での実習は緊張感が続き大変なこともありましたが、東京慈恵会医科大学の附属病院で実習の多くが行われるため、卒業生の職員の方が声をかけてくださるなど周囲とコミュニケーションをとりながら実習を進められました。また教員の先生が同行してくださるので、困ったときにはすぐに相談し、アドバイスやサポートをいただきながら安心して実習に臨むことができました。実習での一番の支えは同じグループのメンバーです。領域別実習はさまざまな領域を同じグループで回るため自然と絆が深まります。お互いを励まし合うことで長期間の実習も頑張ることができました。
大学生活は忙しくとも充実した毎日 国際交流を通じて看護観が広がった
4年間の大学生活では、週3日のアルバイトに加え、夏季休暇には同期とリゾートバイトに参加するなど今しかできない経験を積みました。部活動に参加している学生も多く、放課後や週末に友人の試合観戦や発表会を観に行くこともあります。講義や課題で忙しいのは事実ですが、学外活動も充実しており、私は大学の国際プログラムで出会った海外の友人とZoomや国際便でのプレゼント交換などで交流を続けています。交友の幅が国を越えて広がったことで、看護観や看護師としての働き方・キャリアについても視野を広く持って考えられるようになりました。
少人数制の大学なので、学内に顔見知りが多く、同期だけでなく先輩や後輩とも気軽に話せるアットホームな雰囲気があります。大きな窓から光が差し込む学生ラウンジはみんなのお気に入りスポットでたくさんの学生でいつも賑わっています。皆さんも大学にいらした際にはぜひ立ち寄ってみてください。
卒業後も自分のアイデンティティーを大切に 建学の精神を軸に挑戦を続けたい
卒業後は大学病院で勤務予定です。大学病院で臨床の経験を積んだ後は、大学院に進学して看護学をさらに深め、看護師が働きやすい環境を整えるための活動に参加したいという目標があります。どのようなキャリアに進むべきか悩むこともありますが、どこにいても「病気を診ずして病人を診よ」という看護の軸や自分自身のアイデンティティーを大切にしながら、色々なことにチャレンジしていきたいと思っています。
受験生の皆さんは日々の勉強や模試に追われ大変なことも多いと思います。受験期間を乗り越えるためには、自分が集中できる工夫を見つけておくことがおすすめです。私は音楽を聴いてリラックスすることで集中力を高められたので、入試当日も試験開始直前まで音楽を聞いていました。これまでの努力を信じて最後まで頑張ってください。応援しています!
東洋公衆衛生学院 診療放射線技術学科
2023年度卒業生
診療放射線技師になる夢を叶え病気や怪我をした人の手助けをしたい
実体験から芽生えた夢を東洋公衆衛生学院で叶えたい
親戚ががんで亡くなってしまったことをきっかけに、診療放射線技師という職業を知りました。また、高校生の頃に部活動で大会前に怪我をしたことがありました。怪我の程度も分からず、大会に出られるのか不安に思っていたときにレントゲンを撮ってもらったことで、怪我の程度とその後の方針が決定できました。このようなことから、がんでつらい思いをしている人や、怪我で不安になっている人の手助けをしようと思い診療放射線技師を目指しました。
東洋公衆衛生学院に進学を決めた理由は、新宿に近く、自宅からのアクセスが良かったからです。また、自分が通っていた高校に何度も説明に来てくれたことも大きかったです。
創立以来50年以上の歴史のある学校のため、病院との繋がりも深いこと、また、学会などで認定している認定医師、認定技師などの資格を有した先生や著名な先生が多く就職に強いことも魅力でした。そして学生数も1クラス40名程度の少人数制のため、友達がつくりやすい環境にも惹かれました。
最先端の医療機器を扱う難しい授業 臨床実習を通して芽生えた自覚
とても難しい授業に画像検査学があります。特にMRIは撮像の原理や方法がとても複雑で理解が難しいです。英語がよく使われていて、「MRS(MRスぺクトロスコピー)」や「DWI(拡散強調画像)」など、脳梗塞やがんの診断に使われるのですが、難解で覚えにくく、原理も覚えなければならないためほかの科目と比べてとても苦労しました。しかし、先生の知識が豊富で丁寧に教えてくださるため、頑張ろうと前向きに取り組むことができました。
臨床実習では今まで学んできたことの確認と、実際の現場で使われている知識を学ぶことができ、とても勉強になりました。臨床実習を通し、「自分が実際に臨床の場で働く」という自覚も生まれました。また、技師の方とも仲良くなれたことが嬉しかったです。
毎日の積み重ねで学びと遊びを両立 プライベートも充実した日々
私は、講義以外の時間は趣味に力を入れています。毎週金曜日はバレーボールをして気分転換をしています。テスト前には土日でも勉強することが多いですが、普段は外に遊びに行くことが多いです。そのため、平日は授業の復習をして知識をつけるようにしています。日々の復習を頑張れば休む時間を作ることができるため、プライベートと勉強の両立ができます。
受験生の皆さんも今から勉強する癖をつけておくと、入学してから楽になりますよ。どうしても理系の勉強が中心にはなりますが、東洋公衆衛生学院は文系出身の学生も多いためまずは高校で学習する範囲からスタートします。文系の人、理系が苦手な人も安心してチャレンジできる環境です。
国試対策や就職への手厚いサポート 専門性を高めMRI認定技師を目指す
この学校の魅力は、先生がとても学生を気にかけてくれていて、少人数だからこそ学生と先生の距離が近いことです。実際に入学してみて、面談や質問も希望すればすぐに対応してくださいますし、先生と仲良くなれるため、授業も受けやすく頭に入りやすいと感じています。
普段の授業から常に国家試験に向けた知識をしっかりと教えてくださるため、とても勉強になります。3年次で成績が悪い人には特別補講も行ってくれます。
東洋公衆衛生学院は全国トップクラスの国家試験合格率と、就職率100%を実現している学校です。国家試験前には、専任の先生による特別授業など、約1か月間の集中勉強会を開催し、学習方法のアドバイスや、きめ細やかな指導をしてくださいます。また、ガイダンスや個人面談、応募書類の個人添削など、手厚い就職サポートもあります。
私の今の目標は、国家資格を取得することです。卒業後はまず就職し、臨床現場での経験と実績を重ね、一つの分野の専門性を高めていき、特にMRI認定技師(磁気共鳴専門技術者)の資格を取りたいと考えています。認定試験には申請資格が必要となるため、その条件などを調べて準備しています。
学生の皆さんが充実した学校生活を過ごし、最終的な目標である国家試験の合格を得るために、各学校が取り組んでいるサポート
体制についてうかがいました。
「国家試験対策・充実した実習先・キャリア支援・学生寮・最新の設備・その他」の6つの項目から、特に力を入れていることについて紹介しています。
SBC東京医療大学 健康科学部
- 国家試験対策
- 充実した実習先
- キャリア支援
- 学生寮など
- 最新の施設
- その他
特待生制度と複数の資格で無限の可能性
本学では一般兼スカラシップ選抜で優秀な成績を収めると特待生となり、看護学科、理学療法学科各10名、整復医療・トレーナー学科5名を上限として初年度授業料70万円が免除されます。2年次以降も各学科各学年成績上位者2名が授業料免除となり、4年間特待生に選出されると、4年間580万円の学費が300万円になります。また、資格取得において、履修費や実習費の追加は一切ありません。
将来をしっかりと支える資格取得に重きを置いた実学志向の大学です。看護学科では看護師だけでなく、保健師、養護教諭の資格取得が可能です。保健師養成課程では、適性や理解力などを総合的に勘案し、2年次修了時に最大40名を選抜します。養護教諭は熱い教員陣がきめ細かい指導で、教員採用試験合格への道を切り拓きます。美容医療での症例数を誇る湘南美容クリニックで実習ができ、本格的な美容医療を学ぶことができ、看護師としての幅が広がります。理学療法学科、整復医療・トレーナー学科でも複数の資格取得ができ、資格取得のための追加の授業料はありません。SBC東京医療大学のオープンキャンパスでぜひ話を聞いてみてください。
駒沢女子大学 看護学部 看護学科
- 国家試験対策
- 充実した実習先
- キャリア支援
- 学生寮など
- 最新の施設
- その他
きめ細かなサポートで学生と向き合います
駒沢女子大学看護学部では、多岐にわたる病院・施設で臨地実習を展開しています。臨地実習は医療機関にとどまらず、介護老人福祉施設、訪問看護ステーションなど、さまざまな現場で行っています。医療機関は総合病院を中心に30施設、訪問看護は15施設に上り、各領域の看護学実習に応じた病院、施設で経験を積むことができます。
2022年度より「地域ふれあい実習」をスタートしました。“地域で暮らす人々とその生活の様子を知り、看護へのつながりを考える”ことを目的として1年次(前期)に学びます。この実習のフィールドは、病院ではありません。大学の所在地である稲城市の協力を得て、児童館、学童クラブ、高齢者クラブなどで、地域の人たちとふれあい、学びます。
実習を通して、「看護とは何か」をさらに主体的に考えていきます。
国家試験対策は1年次よりスタートします。1年次の秋、看護師国家試験とはどういうものなのかについてガイダンスを受けます。2年次、3年次には年2回の模擬試験を受験し、既習知識の習得度を確認します。そして、4年次には国試対策講義(東京アカデミーにて4日間、学内教員による補講30コマ)や必修問題対策トレーニング(国試対策教員運営)を受けながら年4回の模擬試験を受験し、来る看護師国家試験受援に備えます。
秀明大学 看護学部
- 国家試験対策
- 充実した実習先
- キャリア支援
- 学生寮など
- 最新の施設
- その他
学生一人ひとりに寄り添った手厚いサポート
本学では少人数のクラス担任制を採用しており、入学から卒業まで、日々の学修や学生生活、国家試験対策や就職支援なども教員が手厚くサポートします。特に国家試験対策においては、担任制を活かし、1年生から4年生まで各学年に合わせたガイダンスや模試、対策講座を行い、一人ひとりの苦手分野を把握。その学生にあった対策を一緒に考え、指導します。
教員の研究室は講義を行う教室と同じフロアにあり、困ったことがあればいつでも相談可能です。教員と学生の距離が近く、何でも気軽に話せる環境なので、4年間の大学生活を有意義に送ることができます。
また、本学部は大学の地元である千葉県八千代市からの強い要請を受けて開設された学部なので、地域との連携も万全です。市からは奨学金支援が受けられるほか、主な実習を東京女子医科大学八千代医療センターで実施することができるなど、将来に向けた学生へのサポート体制が整っています。
2024年3月卒業の4期生は、看護師国家試験合格率は92.7%、保健師国家試験合格率は100%を達成しました。また、本学で最新の知識と技術を身につけた卒業生のうち47.6%が大学附属病院へ就職し、医療の高度化に対応した看護を提供しています。
松蔭大学 看護学部 看護学科
- 国家試験対策
- 充実した実習先
- キャリア支援
- 学生寮など
- 最新の施設
- その他
大学全体で学生一人ひとりの目指す未来の実現をサポート
松蔭大学看護学部では、大学一丸となって、看護学の学修と国家試験合格を継続的にサポートしています。
このサポート体制の一つが「チューター制度」であり、学生の身近な存在として1人の教員が10人程度の学生を担当し、関係性ができている身近な教員に、学生個々の学習や学生生活についてさまざまな相談ができる環境を整え、充実した学修・大学生活環境になるようサポートしています。また、1年生には「予習・復習club」を開催し、大学での学び方や苦手分野の学習方法を教え、医療者として学び続ける姿勢の習得と実践をサポートしています。さらに、国家試験合格に向けては「AKABEKO club」を開催し、2年生までの間に国家試験に準じた模擬問題に何度もチャレンジしながら、4年生までの国家試験模擬試験の結果を踏まえて支援し、学生一人ひとりの目指す未来の実現をサポートしています。
※「AKABEKO club」は「幸運の牛」と呼ばれる赤べこが由来となっています。
順天堂大学 医療看護学部
- 国家試験対策
- 充実した実習先
- キャリア支援
- 学生寮など
- 最新の施設
- その他
なりたい看護師像に近づける6つの附属病院
医療看護学部の教育の特徴は、本学附属病院をはじめとした多くの実習施設を最大限に活用した豊富な臨地実習により、看護職者としての高い実践能力が得られることです。
1日平均3,700名の外来患者が訪れる順天堂医院をはじめとした各附属病院では、年間総計3,000例におよぶ出産から、ドクターヘリを活用した救命救急医療、さらには高齢者や精神医学に高度に専門化した医療の提供など、あらゆる医療の現場について学ぶことができます。
さらに、すべての附属病院には、医療看護学部の学生を教育・実習指導する看護師が看護臨床教員として配置されています。
在学生は恵まれた実習環境で自分の将来像をより明確にしていくことが可能です。卒業後は、各附属病院に優先的に就職することができ、例年8割以上の学生が各附属病院へ就職しています。
順天堂大学 保健看護学部
- 国家試験対策
- 充実した実習先
- キャリア支援
- 学生寮など
- 最新の施設
- その他
充実した実習設備・実習先と静岡病院奨学金で看護師の夢をサポート
保健看護学部では、幅広い看護技術を修得するために、設備の異なる3つの広々とした実習室を完備しています。学生全員が看護の手順や教員の手技を確認できる大画面モニターや、先進的な医療技術への理解が深まる最新の設備・機器を備えていることにより、看護の実践的な技術を磨くことが可能です。実習先には、順天堂大学医学部附属静岡病院を中心に、静岡県内の保健・医療・福祉のさまざまな場所で、異なる健康レベルの方々を対象とした看護を経験できる実習施設を用意しています。
2024年4月には、2号館が完成。3つの大教室、開放的なラーニングコモンズ、屋内運動場などの新しい設備が拡充されました。また、順天堂大学医学部附属静岡病院奨学金があり、4年間で最大240万円の学費サポートを受けることもできます。
卒業生は、順天堂大学医学部附属6病院をはじめとする医療機関や保健師として活躍しています。希望者のほぼ全員が優先的に就職できるようサポートしていることも本学部の特筆すべき特徴の1つ。4年次には本格的に国家試験対策に取り組み、全員が合格できるよう全面的にバックアップします!2023年度看護師国家試験では、98.3%の合格率を達成しました。
湘南鎌倉医療大学 看護学部 看護学科
- 国家試験対策
- 充実した実習先
- キャリア支援
- 学生寮など
- 最新の施設
- その他
徳洲会グループの恵まれた環境で看護師に「生命だけは平等だ」世界有数の医療グループで学ぶ
湘南鎌倉医療大学は2020年に「生命だけは平等だ」という建学の理念のもと、「いつでも、どこでも、誰でもが最善の医療・ケアを受けられる社会の構築を目指し日々研鑽する医療人を育成する」ことを目的として鎌倉の地に開学しました。
理念を同じくする徳洲会グループの全面的なバックアップを受けており、看護学教育の大きな部分を占める実習を大学から60分以内に位置する同グループの病院施設で実践できるという大きな強みがあります。また本学だけの取り組みとして在学生向けに徳洲会グループの病院合同就職説明会を学内で実施。進路選択先の参考にすることができます。
国家試験の合格率&就職率 | 大学院に助産師コースを新設! |
【第113回看護師国家試験】(全国平均87.8%) 受験者97名うち合格者93名 合格率95.9% 【第110回保健師国家試験】(全国平均97.7%) 受験者18名うち合格者18名 合格率100% 【就職(卒業生1期生)】 就職希望者94名うち内定者94名 就職内定率100% ※グループ施設56%、グループ外施設41% |
本学大学院は、2025年4月に看護学研究科博士前期課程に助産師を養成する助産学コースを開設すべく、関係機関と準備を進めています。 ・入学定員:4名、収容定員:8名(内部生の推薦入試制度あり) ・修業年限:2年間 ・実習施設:湘南鎌倉総合病院 等 ※設置計画は予定であり、内容に変更が生じる場合があります。 |
東京医科大学 医学部 看護学科
- 国家試験対策
- 充実した実習先
- キャリア支援
- 学生寮など
- 最新の施設
- その他
4年間を通じ一人ひとりのキャリアプランを支援
本学では、学生のキャリア開発のため、4年間を通じてガイダンスや相談会を実施し、学生自身がキャリアプランを描いていけるような支援を行っています。
プログラムの一例として、早期から就職準備に取り組むための「就活スタートアップ講座」、保健師、助産師、専門看護師や、2年目看護師からさまざまなキャリアを学ぶ「先輩看護職との座談会」のほか、卒業後3か月を経て母校に戻り、同期および教職員との交流を図る「ホームカミングデー」などを実施しています。
また、東京医科大学病院をはじめとした3つの附属病院と連携して、学内演習、臨地実習、キャリア教育を行っています。大学と3つの病院が密に連携することで、充実した学習環境を提供し、最先端の医療に対応した看護を学ぶことができます。看護部長や看護師長と直接話をする機会もあり、附属病院の新人教育・支援体制等の特徴等について説明を受けることができます。
東京医療保健大学
- 国家試験対策
- 充実した実習先
- キャリア支援
- 学生寮など
- 最新の施設
- その他
リーズナブルな学生寮(女子寮)
東京医療保健大学には3カ所の学生寮を用意しており、一人部屋となっているので一人暮らしを満喫できます。
・なでしこ寮(東京都世田谷区) 寮費59,000円(月額)
・和敬寮(東京都世田谷区) 寮費57,000円(月額)
・なのはな寮(千葉県船橋市) 寮費43,000円(月額)※千葉看護学部生専用
↳船橋キャンパスの敷地内にあり、1階には学生食堂があります。
東京医療保健大学
- 国家試験対策
- 充実した実習先
- キャリア支援
- 学生寮など
- 最新の施設
- その他
(学内)学科併願制度
一般選抜B・C日程、共通テスト利用入試では複数の学科を併願できます。看護学科は最大で4学科(医療保健学部、東が丘看護学部、立川看護学部、千葉看護学部)まで併願が可能です。一度の受験で併願したそれぞれの学科の合否判定ができるお得な「学科併願制度」をぜひご利用ください。
東京医療保健大学
- 国家試験対策
- 充実した実習先
- キャリア支援
- 学生寮など
- 最新の施設
- その他
キャンパスに隣接した病院で実習ができる
五反田キャンパスにはNTT東日本関東病院、国立病院機構キャンパスには国立病院機構東京医療センター、立川キャンパスには国立病院機構災害医療センターが隣接しており、実習環境が非常に恵まれています。船橋キャンパスには徒歩3分の所にJCHO船橋中央病院があります。全ての看護学科が大規模病院と連携しており、最先端の医療を学ぶことができます。
東京医療保健大学
- 国家試験対策
- 充実した実習先
- キャリア支援
- 学生寮など
- 最新の施設
- その他
全学生にノート型PCを4年間無料貸与
コロナ禍でのオンライン授業はもちろんのこと、大学に入学したらパソコンが不可欠です。東京医療保健大学では全学生にノート型PCを4年間無料貸与しますので、個人で購入する必要はございません。また各キャンパスにはPCサポートセンターがあり、PCの使い方などを相談することができます。入学時、パソコンが全然できなかった学生も4年次にはPCスキルがかなり上達しています。
東京工科大学 医療保健学部
- 国家試験対策
- 充実した実習先
- キャリア支援
- 学生寮など
- 最新の施設
- その他
学生の視野を広げる幅広い臨床実習先&確かな合格実績
東京工科大学医療保健学部の臨床実習先は、研究が盛んな医療機関から地域に根ざした病院、専門に特化した病院など、多彩なラインナップを誇ります。こうした環境での実習の経験を、多くの学生が自身の将来の進路に生かしています。さらに、キャンパス内にも実際の 医療機関と同等の設備を備え、学内で充実した演習が行える体制を整えています。
医療保健学部では、きめ細やかな指導により堅調な国家試験合格率を実現しています。また、それにとどまらず卒業後も常に学び続ける姿勢を醸成するなど、手厚い医療専門教育を実践しています。
◆2024年実施 国家試験合格率(新卒)
看護師96.7%(全国平均87.8%) 保健師100%(全国平均95.7%)
臨床工学技士90.5%(全国平均79.5%) 理学療法士97.4%(全国平均89.3%)
作業療法士100%(全国平均84.4%) 臨床検査技師96.7%(全国平均76.8%)
※言語聴覚学専攻は2021年4月設置のため、まだ合格実績はありません。
東京慈恵会医科大学 医学部 看護学科
- 国家試験対策
- 充実した実習先
- キャリア支援
- 学生寮など
- 最新の施設
- その他
3大学連携看護学交換実習
本学では、昨年度より学祖高木兼寛にゆかりのある3大学(鹿児島大学、宮崎大学、慈恵大学)による3大学連携看護学交換実習を実施しています。それぞれの立地の特性を活かし、離島(鹿児島大学)、中山間地域(宮崎大学)、都市近郊(慈恵大学)の3地域において交換実習を行い、多角的かつ包括的な視点で看護学を学ぶプロジェクトです。
へき地医療や看護師の偏在、保健医療施設のケア提供の実際、コミュニティにおける健康活動や健康問題など、学生は他大学の学生と一緒に地域における看護の実際や医療システム、健康問題などを広範囲に学びます。そしてこの実習への参加は、自大学の単位として認定されます。
普段接する機会のない地域の方々や、他大学の学生さんとの交流を通して、きっと看護に対する視野が大いに広がることでしょう。
東洋公衆衛生学院
臨床検査技術学科・診療放射線技術学科
- 国家試験対策
- 充実した実習先
- キャリア支援
- 学生寮など
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- その他
少人数制と特性を活かした徹底的な指導力!
本校の特徴の1つは少人数制での教育です。臨床検査技術学科は約40名1クラス、診療放射線技術学科は約40名2クラスで構成されています。少人数制だからこそ、教員は各学生を指導する時間を充分に割くことができます。さらには学生一人ひとりの得意、不得意科目や学習状況、性格まで把握し、学生に合わせた指導をしています。
サポートは授業に限りません。定期的に補習や補講を行い、面談では学校外での学習方法などのアドバイスをします。放課後に学生が自習をしていれば、教員から声をかけることもよくあります。また、教員のいる教務室は、学生の教室から距離が近く出入り自由のため、学生がその日に理解できなかった部分を質問しに訪れるというのは日常的な光景で、学生にとって質問しやすい環境作りを意識しています。
医療系の学校で学ぶということは、当然ながら専門的であり初めてのことばかりですので、どんな学生も壁にぶつかるときがあるはずです。その際に即座に解決できる環境があるのが本校の魅力であり、在校生、卒業生からも多くの支持を得ています。
人間総合科学大学 保健医療学部 看護学科
- 国家試験対策
- 充実した実習先
- キャリア支援
- 学生寮など
- 最新の施設
- その他
学費負担を大きく軽減できる病院奨学生推薦
人間総合科学大学の実習病院等に看護師として従事する意思のある方を対象とした推薦入試で、家庭の経済状況や遠方からの入学による一人暮らしの費用等を負担軽減することを目的とした制度です。
本学と提携している8つの対象病院において、奨学生として採用を受け、所定の条件を満たした方が出願できます。
在学中に貸与を受けた病院に、卒業後に就職して一定期間務めると返済が免除になります。就職活動に時間をとられることがないので、国家試験対策に専念できることもメリットです。
詳しくはオープンキャンパスや個別見学会に参加するか、大学へお問い合わせください。
目白大学 保健医療学部・看護学部
- 国家試験対策
- 充実した実習先
- キャリア支援
- 学生寮など
- 最新の施設
- その他
充実した実習協力病院
~看護の国公立系病院から、リハビリの地域密着の病院まで~
本学保健医療学部と看護学部では、それぞれ充実した実習協力病院を確保しています。
保健医療学部では、学生の出身地に合わせた臨地実習ができるように、東北一部・関東圏の病院に多数ご協力いただいています。就職に関しても、埼玉県内だけでなく出身地に戻ってのUターン就職も支援しています。
また、看護学部では、(独)国立病院機構埼玉病院をはじめ、埼玉県、東京都の国公立系病院を中心に臨地実習のご協力をいただいています。就職にも直結しており、毎年国公立系病院に多くの学生が就職しています。
両学部とも卒業生が実習協力病院に就職しているため、働く卒業生の姿を見て、学ぶことができます。将来の自分と重ね合わせ、臨地実習に臨むことは、より医療従事者としての意識を高めることにつながっています。附属病院を持たない本学ですが、多方面の大規模な病院からご協力いただくことにより、学生たちはハイレベルな臨地実習を経験することができます。
医療職の国家試験受験資格を得るためには指定の教育機関で学ぶ必要があります。
将来、看護医療系の職業で社会に貢献したいという志を持った学生が、経済的な理由で夢を諦めてしまうことのないように経済的なサポートを行う制度として「特待生制度・奨学金制度」があります。ここでその一部をご紹介します。参考にして、利用できるものがないか検討してみてください。
SBC東京医療大学
名称 | 種別 | 内容 | 利用条件 | 期間 | 備考 |
---|---|---|---|---|---|
入学者選抜特待生制度 | 特待生 | 授業料70万円免除 | 一般兼スカラシップ選抜において優秀な成績を収めた者より選出 | 初年度 | 看護学科、理学療法学科10名/整復医療・トレーナー学科5名 |
在学生特待生 | 特待生 | 授業料70万円免除 | 各学科各学年の成績上位者から選出 | 初年度 | GPA換算による成績上位2名以内 |
駒沢女子大学
名称 | 種別 | 内容 | 利用条件 | 期間 | 備考 |
---|---|---|---|---|---|
スカラシップ制度(新入生) | 特待生 | 年間授業料の全額または半額を免除 | 一般選抜A日程の合格者の中で、学科成績最上位者、成績優秀者 | 1年次のみ | 詳細は、入学者選抜要項で確認 |
学校法人駒澤学園奨学金 | 給付型奨学金 | 年間授業料の半額以内の額 | 経済的理由により修学が困難な学生に対し書類選考を行い、奨学生としてふさわしいと判断された場合に給付 | 1年間 | 詳細については、毎年9月頃にホームページなどでお知らせ |
秀明大学
名称 | 種別 | 内容 | 利用条件 | 期間 | 備考 |
---|---|---|---|---|---|
秀明大学給付型奨学金制度 | 給付型奨学金 | 入試の結果により4年間で最大400万円給付 | 入試結果による | 最長4年間 | |
八千代市看護師等修学資金貸付制度 | 貸与型奨学金 | 4年間で最大240万円 | 将来八千代市で看護師等として業務に従事しようとする意志があ る学生 | 最長4年間 | 返還免除あり |
千葉県保健師等修学資金貸付制度 | 貸与型奨学金 | 4年間で最大86万4千円 | 将来千葉県で看護師等として業務に従事しようとする意志がある学生 | 最長4年間 | 返還免除あり |
順天堂大学 医療看護学部
名称 | 種別 | 内容 | 利用条件 | 期間 | 備考 |
---|---|---|---|---|---|
順天堂大学医学部附属静岡病院奨学金 | 貸与型奨学金 | 月額5万円(年額60万円まで) | 順天堂大学医学部附属静岡病院にて、書類審査および選考試験を実施 | 最長4年間 | 貸与期間に相当する期間、順天堂大学医学部附属静岡病院で勤務された場合は、奨学金の返還は免除 |
順天堂大学看護学部同窓会奨学金 | 貸与型奨学金 | 月額3万円〜5万円(年額60万円まで) | 順天堂大学医療看護学部の学生および卒業生で、看護大学および大学院(一般大学・大学院含む)に通学する学生、認定看護師教育課程の入学者 | 最長4年間 | 卒業後に無利息での返還義務が生じる(4年間で全額返還) |
特待生制度 | 特待生 | 1年次の学費について、授業料と施設設備費に相 当する額120万円を全額免除 | 入学試験において学力試験および人物見識が特に優秀な合格者 | 1年次のみ | 該当者には、合格通知と併せて通知 |
順天堂大学 保健看護学部
名称 | 種別 | 内容 | 利用条件 | 期間 | 備考 |
---|---|---|---|---|---|
順天堂大学医学部附属静岡病院奨学金 | 貸与型奨学金 | 月額5万円(年額60万円まで) | 順天堂大学医学部附属静岡病院にて、書類審査および選考試験を実施 | 最長4年間 | 貸与期間に相当する期間、順天堂大学医学部附属静岡病院で勤務された場合は、奨学金の返還は免除 |
順天堂大学看護学部同窓会奨学金 | 貸与型奨学金 | 月額3万円〜5万円(年額60万円まで) | 順天堂大学保健看護学部の学生および卒業生で、看護大学および 大学院(一般大学・大学院含む)に通学する学生、認定看護師教育課程の入学者 | 最長4年間 | 卒業後に無利息での返還義務が生じる(4年間で全額返還) |
特待生制度 | 特待生 | 1年次の学費について、授業料と施設設備費に相当する額120万円を全額免除 | 入学試験において学力試験および人物見識が特に優秀な合格者 | 1年次のみ | 該当者には、合格通知と併せて通知 |
松蔭大学
名称 | 種別 | 内容 | 利用条件 | 期間 | 備考 |
---|---|---|---|---|---|
スカラシップ制度 | 特待生 | 入学金33万円免除 | 一般選抜第Ⅰ期及び共通テスト利用第Ⅰ期成績優秀者 | 入学時 | |
成績優秀者学費減免制度 | 特待生 | 2年次以降の各学年で1年間の授業料を半額免除 | 前年度の学業成績に基づいて選考 | 2年次〜4年次 | |
松韻会 | 貸与型奨学金 | 授業料の半分 | 日本学生支援機構貸与者 | 在学中 |
湘南鎌倉医療大学
名称 | 種別 | 内容 | 利用条件 | 期間 | 備考 |
---|---|---|---|---|---|
特待生制度 | 特待生 | 特待A:初年度の入学金・授業料等の全額相当額(170万円)給付 特待B:初年度の入学金・授業料等の半額相当額(85万円)給付 |
特待A:一般選抜(I期)で成績上位5位までの合格者(5名) 特待B:一般選抜(I期)で成績上位6〜10位までの合格者(5名) |
初年度 | |
奨学生制度 | 給付型奨学金 | 授業料等の半額相当額(75万円)給付 | 毎年度審査し、成績優秀で経済的援助が必要と認められる者(各学年最大5名) | 最長4年間 | |
奨励生制度 | 給付型奨学金 | 奨励A:授業料等のうち20万円給付 奨励B:授業料等のうち10万円給付 |
奨励A:2年次以上で前年度学年末成績が上位5位の者。 奨励B:2年次以上で前年度学年末成績が上位6位〜10位の者。 |
最長3年間 | 奨学生制度、離島・沖縄出身奨学生制度、特別奨学生制度の受給者を除く。 |
離島・沖縄出身奨学生制度 | 給付型奨学金 | 初年度:入学金・授業料等の半額相当額(85万円)給付。2年次以降は毎年度審査により、最長4年次まで受給可能(75万円) | 離島・沖縄の出身者で経済的援助が必要だと認められる者(若干名) | 最長4年間 | |
特別奨学生制度 | 給付型奨学金 | 授業料等の半額相当額(75万円)給付。毎年度審査により最長4年次まで受給可能 | 災害、その他家庭の経済的状況急変により修学困難となり、かつ学業継続の意志のある者(若干名) | 最長4年間 | |
徳洲会グループ看護部奨学金 | 貸与型奨学金 | 月額5万円まで(離島等の一部病院は月額10万円まで) | 卒業後に徳洲会グループに勤務を希望する学生 別途条件・審査あり |
最長4年間 | 卒業後、徳洲会グループ病院に一定期間勤務することで返還免除。詳細は「徳洲会グループ 看護部リクルートサイト」を確認。 |
東京医科大学
名称 | 種別 | 内容 | 利用条件 | 期間 | 備考 |
---|---|---|---|---|---|
東京医科大学医学部奨学金 | 貸与型奨学金 | 各学年15名以内、全学年で60名の学生に対して、月額5万円(年額60万円)の奨学金を貸与 | 学業成績の優秀な学生が、経済的理由により学費の支弁等に支障を生じたとき | 原則採用年度1か年以内(選考により次年度に再貸与を受けることが可能) | 既定の条件を満たすことで、返還額の全額または一部を免除 |
授業料免除制度 | 特待生 | 一般選抜成績上位の1位〜5位までの者は、初年度に納入する授業料105万円免除。一般選抜成績上位の6位〜20位までの者は、初年度に納入する授業料の半額52万5千円を免除 | 一般選抜成績上位の1位〜20位 | 入学時 |
東京医療保健大学
名称 | 種別 | 内容 | 利用条件 | 期間 | 備考 |
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スカラシップ制度 | 特待生 | スカラシップⅠ:入学金と1年間の授業料を全額免除 | 一般選抜C日程入試の成績上位者を対象に、特待生としてスカラシップ制度を適用。2年〜4年次生のスカラシップは、前年度の学業成績に基づいて各学部、学科ごとに選考。 | 最長4年間 | |
スカラシップⅡ:1年間の授業料を半額免除 | 新入学生においては、A日程・B日程・C日程入試の成績上位者を対象者として認定。2年〜4年次生のスカラシップは、前年度の学業成績に基づいて各学部、学科ごとに選考。 | 最長4年間 | |||
病院奨学制度 | 貸与型奨学金 | 40万円〜60万円(年額)の奨学金を貸与(卒業後に対象の病院に一定期間勤務することで、奨学金の返還が免除) | 卒業後、対象の病院に就職を希望する学生(募集人員に制限あり)対象病院:東京高輪病院・武蔵野赤十字病院・東京医療センター・災害医療センター・船橋中央病院・東京新宿メディカルセンター・東京山手メディカルセンター・東京城東病院・千葉病院・埼玉メディカルセンター・横浜中央病院 | 対象の病院による |
東京工科大学
名称 | 種別 | 内容 | 利用条件 | 期間 | 備考 |
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奨学生入試 | 特待生給付型奨学金 | 年額130万円を最長4年間(520万円)支給 | 奨学生合格者として入学した方 | 最長4年間 | 奨学生合格者のほかに、一般選抜免除合格者も発表 |
東京慈恵会医科大学
名称 | 種別 | 内容 | 利用条件 | 期間 | 備考 |
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東京慈恵会医科大学医学部看護学科特待生 | 特待生 | 年間授業料の全額または半額免除 | 各学年成績上位2名 | 1年間 | |
慈恵大学奨学金 | 貸与型奨学金 | 学納金の全額または半額を無利子貸与 | 条件規程・審査あり | 1年間 | |
慈恵大学看護学生奨学金 | 貸与型奨学金 | 月額3万円貸与(年間36万円、4年間の場合貸与総額144万円) | 条件規程・審査あり | 最長4年間 | |
藤田順子慈恵看護教育奨励基金 | 貸与型奨学金 | 単年度36万円貸与 | 条件規程・審査あり | 1年間 | 返済義務の免除規程あり |
東洋公衆衛生学院
名称 | 種別 | 内容 | 利用条件 | 期間 | 備考 |
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特待生制度 | 特待生 | 前期授業料35万円の免除 | 1年次終了時、および2年次終了時において、無欠席、成績優秀にて他の模範となる者は、次年度前期の授業料を免除する | 半年間 |
人間総合科学大学
名称 | 種別 | 内容 | 利用条件 | 期間 | 備考 |
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人間総合科学大学成績優秀者奨学金 | 給付型奨学金 | 10万円給付 | 各学科各学年の成績上位3名以内。条件規程あり。 | 1年間 | |
ファミリー給付金 | 給付型奨学金 | 入学金の一部免除(入学後の4月以降に10万円還付) | 本学の在学生・卒業生の子弟・子女、兄弟姉妹が本学に入学する場合。総合型選抜もしくは学校推薦型選抜が対象。 | 初年度 | |
スカラシップ選抜 | 特待生 | 奨学生:年間授業料の半期相当 準奨学生:入学金の半額相当 |
スカラシップ選抜受験者の試験結果上位10〜20%の者を給費生 もしくは準給費生として採用。基準に満たない場合でも一般合格となる場合もあり。 | 奨学生:最大4年間(毎年継続審査あり) 準奨学生:初年度 |
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食のアイデアコンテスト受賞者対象給付奨学金 | 給付型奨学金 | 入学金の一部免除(入学後の4月以降に10万円還付) | 本学が実施する食のアイデアコンテストで最優秀賞、優秀賞、特別賞を受賞した者が、ヘルスフードサイエンス学科に入学する場合。総合型選抜もしくは学校推薦型選抜が対象。 | 初年度 |
目白大学
名称 | 種別 | 内容 | 利用条件 | 期間 | 備考 |
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特待生奨学金 | 給付型奨学金特待生 | 全学部対象100名、年間授業料半額を4年間免除 | 総合型選抜および学校推薦型選抜の合格者は、一般選抜B日程で特待生試験受験可能。一般選抜A日程受験者は、そのまま特待生試験受験と見なす | 4年間(年次見直しあり) | 一般選抜A日程出願期間2025年1/6〜1/23。総合型選抜・学校推薦型選抜合格者には別途案内 |