義肢装具士
義肢装具士(PO)
Prosthetist and
Orthotist
身体の一部となる義手・義足を製作
医学の知識と高度な技術が必要
義肢装具士(Prosthetist and
Orthotist)は病気や事故、障がいによって身体の一部を失ってしまった患者さんが身体の機能を代替・補完するために使用する、義手や義足、補助器具を扱う専門家です。医師の処方に従って、患者さんの切断部を採型・採寸して義肢装具を設計・製作し、身体への適合や調整を行います。
民間企業である義肢装具製作事業所に所属し、病院・リハビリ施設と連携して働くのが一般的。理学療法士、作業療法士とチームを組んで患者さんを担当することが多くなります。パラリンピックなどパラスポーツに対する認知度の高まりから、パラアスリートの義手や義足を製作する職種としても注目が集まっています。
国家試験概要
試験日 | 2月中旬〜下旬 ※2024年は2月22日(木)に実施 |
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試験科目 |
臨床医学大要(臨床神経学、整形外科学、リハビリテーション医学、理学療法・作業療法、臨床心理学および関係法規を含む)、義肢装具工学(図学・製図学、機構学、制御工学、システム工学およびリハビリテーション工学)、義肢装具材料学(義肢装具材料力学を含む)、義肢装具生体力学、義肢装具採型・採寸学および義肢装具適合学 |
配点・ 合格ライン |
78点以上/130点満点 ※2023年実施結果 |